須川城 (すがわじょう) (桂ヶ瀬城) (市の史跡)
所在地 新潟県魚沼市須川/松川 2022.12.3
須川城 (すがわじょう) (桂ヶ瀬城) (市の史跡)
所在地 新潟県魚沼市須川/松川 2022.12.3
登城ルート(緑線は車可)
池の堤防より登る
2郭東側
畝状竪堀上部
畝状竪堀
2郭主郭間の空堀
主郭北側帯郭
主郭・標柱
主郭西側
須川城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高90m】
【感想】 城ヶ沢山から破間川左岸に向けて伸びた標高約276mの尾根先端に築かれている。
主郭は西に向けて傾斜しており、北側に帯郭が見られ、須原の集落や須原スキー場などが望める。
前日の降雪で北東尾根と西尾根に段郭は見ていないが、南東に空堀、2郭があり、その下段に畝状竪堀が残っている。
【案内】 県道70号線より林道権現堂北線に入り280mほど行くと池があり手前に駐車できる[マップコード512 528 006*04]。
そこから東に遊歩道を登り、鉄塔西より左に行くと、2郭の切岸が見え、右側に竪堀、左下に畝状竪堀がある。
2郭の西に空堀があり、その上の帯郭を通ってゆくと主郭に着く。
主郭には城址標柱が建てられ、祠が祀られている。
昭和四十九年(1974年)2月22日、守門村(現魚沼市)の史跡に指定されている。
【歴史】 築城時期など詳細は不明であるが、城主として佐藤氏や金子勘解由などの名が伝えられる。