三井山砦 (みついさんとりで) (高天神六砦)
最寄地 静岡県掛川市大坂8265 2022.9.10
三井山砦 (みついさんとりで) (高天神六砦)
最寄地 静岡県掛川市大坂8265 2022.9.10
登城ルート
駐車場・堀切の橋
堀切の橋
西側の郭
西側上段の郭
頂上の郭・標柱・供養塔
標柱
供養塔
三井山砦跡(地図)
【遺構★★★☆☆】
【感想】 掛川市大坂にある標高89mの三井山に築かれ、頂上の平坦地に標柱や供養塔が建てられている。
西側下段に広い平坦地が2段になって残っている。
【案内】 南側を通る市道の「大浜公園入口」交差点より、北に入り表記番地東の道を約500m行くと、カーブの先に空き地があり、堀切に架かる橋が見えている[マップコード83 304 613*77]。
左へ遊歩道を登って橋を渡った東に西側の郭が2段になって見られ、東へ登って折り返すと頂上の郭に着く。
【歴史】 天正六年(1578年)より、三井山の周辺では武田勝頼方の軍勢と徳川家康方の軍勢との間で争いが起きていた。
徳川家康は翌年十月、勝頼方の高天神城を攻略するために、三井山砦を築いたという。
三井山砦は、小笠山砦、獅子ヶ鼻砦、能ヶ坂砦、火ヶ峰砦、中村砦とともに「高天神六砦」と称された。