伊木山城 (いぎやまじょう)
最寄地 岐阜県各務原市鵜沼1496 2014.11.2
伊木山城 (いぎやまじょう)
最寄地 岐阜県各務原市鵜沼1496 2014.11.2
登城ルート
観音寺・熊野神社
熊野神社
西虎口
主郭跡
東虎口
伊木山城 主郭跡(地図)
【遺構★★☆☆☆ 比高100m】
【案内・感想】 木曽川の北に位置する標高173m(比高約100m)の伊木山山頂にある。
観音寺(表記番地)の北に「伊木山西口」駐車場が設けられ、東に遊歩道が整備されている[マップコード70 155 574*81] 。
約450m登った頂上の「熊野神社本宮跡」に熊野三神社石碑があり、一旦下って、250m登ると伊木山に着く。東西に細長い主郭跡がある。
北の帯曲輪に「岐阜放送」「NHK」のテレビ放送鉄塔が建っている。主郭の東西に虎口があり、堀の痕跡がある。
【歴史】 築城時期や伊木氏の経歴については諸説あるが、一般に信じられている来歴は以下の通りである。
永禄四年(1561年)、この地を攻めた織田信長によって、武功を挙げた香川長兵衛忠次が、この地の名に因んで伊木の苗字を授けられ、伊木忠次と改名したという。そして、この伊木山に伊木山城を築き居城とした。
忠次は、後に信長の家臣である池田恒興に仕えた。天正十八年(1590年)、廃城となった。恒興の死後も池田輝政に仕えた忠次は、岡山藩筆頭家老となった。