姫ヶ城 (ひめがじょう)
最寄地 愛知県岡崎市保母町稲荷下5-2 2017.2.26
姫ヶ城 (ひめがじょう)
最寄地 愛知県岡崎市保母町稲荷下5-2 2017.2.26
登城ルート
胎蔵寺本堂・登り口(左)
姫ヶ城址遊歩道入口の碑
虎口
腰郭
腰郭・社
主郭・城阯碑・東名高速
姫ヶ城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高60m】
【感想】 頂上主郭からの眺望は良好で、東名高速道路を走る車の音がひっきりなしに聞こえてくる。時代の変わりようが思われる。
【案内】 東名高速道路を潜った東に胎蔵寺(表記番地)に駐車できる[マップコード51 642 061*44]。本堂西側(左)の墓地より遊歩道が付いている。
城跡は二段になっており、手前の腰郭には社が建てられている。頂上には昭和十五年十月に建てられた「史蹟姫ヶ城阯」の石碑がある。
【歴史】 平安時代、大江定基が三河国司として、数年間在城した。
大江定基は三河守として赴任する際、元の妻と離縁し、別の女性を任国に連れて行ったが、任国でこの女性が亡くなったことから、永延二年(988年)寂心(=出家後の慶滋保胤)のもとで出家し叡山三千坊の一つ如意輪寺に住んだ。
また戦国時代、保母松平氏の居城ともなった。