仁木城 (にぎじょう)
最寄地 愛知県豊田市下仁木町316 2018.11.23
仁木城 (にぎじょう)
最寄地 愛知県豊田市下仁木町316 2018.11.23
登城ルート(緑線は車道)
駐車場・登り口
山の神
西側の堀切
主郭西の空堀
主郭・土塁
主郭北側の畝状竪堀
主郭北東の横堀
宮口古墳
仁木城 主郭跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高90m】
【感想】 豊田市下仁木町の標高約440mの山頂にある。東西50mを越える細長い主郭があり、西側に土塁、空堀とそれに続く竪堀が残っている。
他にやや離れて西側の堀切、主郭北側に畝状竪堀、東側に横堀などが残っている。
当初登り口が分からず、歩いていると、表記番地の御主人に会い、仁木城は所有地で、場所などの説明を受け、山の神から登ることを薦められた。
【案内】 国道419号線「下仁木諸屋」交差点の南に「新下仁木橋」があり、南詰より大きく左折し「仁木橋」を渡って集落に入る[マップコード281 876 184*86] 。
道なりに曲がって東に約350m行くと表記番地先に終点の駐車場がある。右に「宮口古墳群」へ続く道があるが、駐車場より左に登ると、すぐに「山の神」がある(地図)。
北西に直登すると山道があり、尾根に出右に登ると「正鶴霊神」他2つの祠がある。
東側に堀切があり、なだらかな尾根を東へ登ってゆくと、土橋のような箇所がある。郭と思われる平坦地を更に行くと、空堀とそれに続く竪堀がある。
その上段が主郭で西側に土塁が残っている。北側に鈍った畝状竪堀があり東側に横堀が見られる。
南側の山頂西端には、6世紀後半と推定される4基の宮口古墳群がある。
【歴史】 築城時期など詳細は不明であるが、室町時代、城主は春日井与左衛門と伝えられる。