井上氏居館 (いのうえしきょかん)
所在地 長野県須坂市井上2468 2015.9.5
井上氏居館 (いのうえしきょかん)
所在地 長野県須坂市井上2468 2015.9.5
説明板
居館跡・堀・説明板
居館跡・堀跡
【遺構★★☆☆☆】
【案内・感想】 民家の敷地と畑となっており、道路北に堀の跡が一部確認でき、説明板が建てられている[マップコード54 169 460*30](地図)。
【歴史】 井上氏の祖は清和源氏源頼信の三男頼季であり、京に官仕していた。その子満実に至り、11世紀後半、信濃国高井郡に入国し、井上氏を名乗った。信濃に最も早く入ったので、井上氏は信濃源氏の祖ともいわれる。満実は戸隠寺を経営した。
井上氏は入国以来高井郡南半にかけて15の支族を分出した(保科、米持、村山、高梨、須田、楡井氏等)。館跡は前方に大城、小城、東方に竹の城を配置し、扇の要に位置し、ほぼ1丁四方(約100m四方)の回字形を成し、四周に水堀をめぐらしていた。『説明板』より。