洗馬城 (せばじょう)
最寄地 長野県上田市真田町傍陽6003 2016.11.11
洗馬城 (せばじょう)
最寄地 長野県上田市真田町傍陽6003 2016.11.11
説明板
登城ルート
登り口・案内標識・説明板
堀切
段郭
主郭手前の段郭
主郭・土塁
背後の堀切
洗馬城 主郭跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高130m】
【感想】 洗馬(せば)川と傍陽(そえひ)川の合流する地点の北の尾根上にある標高832.4m比高約130mの山城である。
南東側の段郭や主郭土塁は全体的に鈍っている感じだが、主郭背後の堀切は見応えがある。
【案内】 県道34号線より東に100mほど行くと、市立傍陽(そえひ)小学校西にある「東信森林管理署真田森林事務所」(表記番地)の左手に登り口がある[マップコード516 125 366*17](地図)。事務所の道路向かいの空き地に駐車でき、登り口に説明板が建てられている。
大手道を登ってゆくと、浅い堀切を経て主郭手前に4段の曲輪があり、標高832.4m山頂に主郭がある。規模は東西約10m南北約40mで主郭西側に土塁が僅かに残り、北側に深い掘切が明瞭に残っている。
昭和四十七年(1972年)4月1日、上田市の史跡に指定された。
【歴史】 詳細は不明だが、この地域を支配していた曲尾氏、横尾氏の築城と思われる。
城の麓は松代道と洗馬道が交わる場所で、戦国期には、根小屋城とともに地蔵峠側を押さえる重要な城であったと考えられる。
戦国時代には真田氏の支城として改修されたと思われる。