扇子平山城 (おうぎだいらやまじょう)
最寄地 山梨県韮崎市旭町上條中割2239-1 2018.4.8
扇子平山城 (おうぎだいらやまじょう)
最寄地 山梨県韮崎市旭町上條中割2239-1 2018.4.8
登城ルート(緑線は車道)
県道12号線横の説明板
入口・フエンス扉
登り口の土橋
烽火台
尾根
第3堀切
3郭
2郭
第2堀切
帯郭
主郭
城址碑・土塁
主郭背後の第1堀切
扇子平山城 主郭跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高130m】
【感想】 旭山より東に伸びる標高約628mの尾根に築かれている。烽火台や第3堀切、主郭の土塁と背後の堀切は深く見応えがある。
烽火台へ向かう斜面で、動く気配があり熊かとドキッとしたがカモシカで、じっとこちらを見ていた。突進してきたらヤバイと思いつつ静かに離れた。
【案内】 県道12号線より細い道を西に行った、表記番地の西に獣除けフエンス扉がありその手前に駐車できる[マップコード167 352 815*13](地図)。また、大輪寺(韮崎市旭町上條北割2990)東の県道に説明板が建てられている。
扉を開け閉めして50mほど行くと左の沢に土橋がある。土橋より南に笹の右側を直登すると尾根に出、右(南西)へ登ってゆく。
南西の急斜面を登ると、烽火台があり痩せた尾根が続いている。第3堀切があり、その先が傾斜地の3郭である。上段に2郭があり、西側に浅い第2堀切がある。
その上段が主郭で40m×20mほどの規模で土塁が残り、「扇子平山城跡」の石碑が建てられている。背後に深い堀切がある。
【歴史】 築城年代は定かではない。武田二十四将の一人甘利左衛門尉信忠(昌忠)が物見を置いていたとされ、甘利氏館の詰城と推定される。