平瀬の烽火台 (ひらせののろしだい)
最寄地 山梨県甲府市下帯名那町3034-2 2015.12.13
平瀬の烽火台 (ひらせののろしだい)
最寄地 山梨県甲府市下帯名那町3034-2 2015.12.13
登城ルート
入口
東側石垣
主郭・石宮
西側石垣
平瀬の烽火台跡(地図)
【遺構★★☆☆☆ 比高30m】
【案内・感想】 県道104号線の千代田湖より北に行った「千代田小学校」(表記番地)の北100mを右折し県道7号線に入る。
(左折すると、県道7号線の昇仙峡県営駐車場に至り、概略案内図(地図)が建てられており、そこに「武田信玄の烽火台」が記されている。秋には昇仙峡の紅葉狩りで賑わう。)
約1.1km行くと左手に携帯電話無線塔があり、引込み道路より入り、中に駐車できる[マップコード 59 787 123*5 ](地図)。南側(左手)の小高くなったところをゆくと、空堀風に掘削された平坦地に廃屋がある。
すぐ登りとなり尾根を西に約150m行くと、標高584.1m比高約30mの頂上に烽火台跡がある。東側に石垣が残り、最高所に石宮がある。また、円形に置かれた石が横にある。西側にも虎口のような石垣があり、かっては西方に大手道があったと思われる。南西側の宅地からの比高は約80mである。
標識等ないのが残念である。
【歴史】 武田信虎もしくは信玄によって、「躑躅ヶ崎館」を取り巻く山々に情報伝達ルートの烽火台が築かれたが、その一つとして、武田信玄によって烽火台として利用された。