鷹巣城 (たかのすじょう)
最寄地 石川県金沢市菅池町イ3 2017.6.24
鷹巣城 (たかのすじょう)
最寄地 石川県金沢市菅池町イ3 2017.6.24
林道入口・標識
南側空堀
主郭・説明板
説明板
南側土塁
北側空堀
2郭・空堀・主郭(奥)
鷹巣城跡(地図)
【遺構★★★☆☆】
【感想】 金沢城の南南東約9km、犀川右岸の標高245mのなだらかな丘の最高所にある。
主郭は約50m四方の方形で、空堀で囲み、東側から南側にかけて土塁がよく残っている。
【案内】 県道207号線より東に行った表記番地手前の農道入口に標識が建てられている[マップコード41 267 549*88] (但し、近年入口に「一般車両の通行を禁止します」の看板が建てられた。約700m歩く必要がある) 。
農道を北へ約650m行くと、右に城跡がある[マップコード41 296 175*46]。空堀前に駐車できる。
主郭を中心に、北に2郭がありその周囲に複数の郭を伴っている。主郭以外は草木で鬱蒼としている。
【歴史】 天正四年(1576年)の城主は平野甚右衛門と云われる。天正八年(1580年)信長の家臣佐久間盛政が金沢城を攻略し城主となると、家臣の柘植喜左衛門、敦賀八矢、松本我摩久順次が守将となった。
天正十一年(1583年)佐々成政が鷹巣城を攻めた際、前田利家がこれを撃退したという。