須沢城 (すさわじょう)
最寄地 山梨県南アルプス市須澤270 2025.9.27
須沢城 (すさわじょう)
最寄地 山梨県南アルプス市須澤270 2025.9.27
登城ルート(緑線は車道)
白根西橋より見た須沢城遠景
標識・山の果樹園入口
土塁
石宮と倒壊した宝篋印塔
善応寺入口・標識
善応寺駐車場
善応寺
鐘楼
善応寺から見た果樹園
本堂西側の宝篋印塔
説明板
宝篋印塔
須沢城跡(地図)
【遺構★★☆☆☆】
【感想】 城跡と云われる山の果樹園は、傾斜した斜面で周囲にはフエンスで囲われ、立入は不可能で白い犬が盛んに吠えてきた。
南東にある土塁が唯一の遺構のようで、以前は説明板が建てられていたようだが、老朽化し撤去されたようだ。
【案内】 県道20号線より後勅使川の白根西橋を渡り表記番地前の道を登ってゆくと、山の果樹園入口があり、須沢城跡の標識が建てられている[マップコード167 258 260*04]。そこから東へ800mほど行くと土塁前に着く(地図)。土塁上には石宮と倒壊した宝篋印塔が見られる。
西側に善応寺駐車場100mの標識があり、駐車場から北に回り込むと善応寺に着く。
善応寺は無住のようで本堂西側に落城時の城主のものと伝わる宝篋印塔がある。
【歴史】 南北朝時代頃、西郡地方を支配していたと思われる逸見(へんみ)孫六入道が城主と言われている。
正平五年(1351年)12月鎌倉で失脚した高師冬(こうのもろふゆ)がこの城を頼って落ちのび、翌年正月、上杉能憲及び諏訪の祝部(ほうりべ)の連合軍に攻められ落城した。(桜雲記による)『南アルプス市ホームページ』より。