一宮城 (いちのみやじょう)
所在地 愛知県一宮市本町3‐11 2014.12.11
一宮城 (いちのみやじょう)
所在地 愛知県一宮市本町3‐11 2014.12.11
一宮城跡碑
一宮城跡碑
【遺構★☆☆☆☆】
【案内・感想】 「JR尾張一宮駅・名鉄一宮駅」より東へ400m行くと、県道457号線に面した三菱東京UFJ銀行一宮支店(表記番地)の玄関左に「一宮城址」の石碑とステンレス製説明板が置かれている(地図)。西側の一方通行路より店舗地下駐車場がある[マップコード4 756 767*24]。
周辺は本町商店街になっており、城の形跡は全く無い。東西50m、南北90mの広さがあり、土塁や堀で囲まれていた。
【歴史】 この城に住んでいた関氏は平重盛の子孫で、伊勢関氏の一族である。尾張国の一宮である真清田神社の宮司の家系で神社を賜った関成重が、真清田神社、及びその領地を守る為に築城した。築城時期は不明である。
関成重の子である関長政(長安・共成)は、織田信長、豊富秀吉に仕えたが、天正十二年(1584年)の小牧・長久手の戦いにて討死した。
その後、織田信雄の家臣・不破源六広綱が入城するが、天正十八(1590年)に広綱が去ってから廃城になった。