柴田屋館 (しばたややかた)
所在地 富山県南砺市柴田屋 2014.10.24
柴田屋館 (しばたややかた)
所在地 富山県南砺市柴田屋 2014.10.24
日吉社全景(東側)
日吉社(北西側)
日吉社(南側)
説明板
【遺構★★☆☆☆】
【案内・感想】 国道471号線「二日町」交差点の北西約250mの交差点を南西に200m行った付近に日吉社の敷地となっている[マップコード122 349 297*43](地図)。
日吉社の西側に参道があり、鳥居の横に説明板が建てられ、拝殿北に「沿革と由来」の新しい石造板碑が建てられている。周囲は水田となっている。土塁など一部の遺構が残っている。
構造はほぼ正方形で50間×40間の敷地周囲に土塁を巡らせていた。境内と外部との高低差が往時を微かに偲ばせている。
昭和三十三年(1958年)7月24日、南砺市の文化財(史跡)に指定された。
【歴史】 越後上杉方の武将椎名康胤は、魚津の松倉城を本拠に新川郡に勢力を有した。
永禄十一年(1568年)武田信玄と結んだため、兼信に攻められ、小矢部の蓮沼城に移った。
その頃蓮沼城の出城として築かれ、椎名肥前守康胤の家臣柴田丹後守久光が居城した。
天正七年(1579年)に木舟城主石黒左近蔵人成綱に攻め滅ぼされたとされる。