飯縄城 (いいづなじょう)
最寄地 長野県塩尻市大字上西条452 2020.4.4
飯縄城 (いいづなじょう)
最寄地 長野県塩尻市大字上西条452 2020.4.4
登城ルート
慈光院
居館跡・横堀
中央本線トンネルを越え谷筋を登る
北東側尾根東の堀切
北東側尾根の段郭
主郭北東の堀切
主郭・土塁
南尾根1番目の堀切(横から)
南尾根2条目の堀切
飯縄城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高170m】
【感想】 慈光院南方の標高930mの尾根に主郭があり、北東尾根と北尾根に段郭及び堀切が残っている。
北東尾根の堀切に続く谷筋は、直登するが傾斜がきつく足下がふわふわして力が入らず、疲労困憊で尾根に辿り着けた。北東尾根に段郭や堀切がよく残っている。
主郭は鬱蒼としており、南側に土塁があり尾根に深い堀切がある。北尾根に下ると、段郭や堀切がある。
【案内】 北麓を通る市道に「慈光院」の標識が建てられているが、付近に駐車スペースは少なく、北側道路横に路駐した[マップコード75 312 880*31](地図)。
南の細い路地を通って慈光院(表記番地)に行き、その左の杉林の中に居館跡があり、横堀と2段の平坦地がある(地図)。
居館跡の南斜面を左斜めに登り、中央本線を安全確認し渡って、谷筋を登ってゆくと、竪堀、堀切に着く。
松茸の止山となって立ち木に荷造り用紐が張られており、それを辿って南西に行くと堀切、段郭を経て主郭に着く。
【歴史】 南方の甲斐武田氏に備えて築かれたと思われ、西條城、嵐城、飯縄城を一体として使用され、『信府統記』には、城主として小笠原閑斎の名がある。