中山城 (なかやまじょう)
最寄地 長野県上田市武石小沢根230 2020.8.8
中山城 (なかやまじょう)
最寄地 長野県上田市武石小沢根230 2020.8.8
登城ルート
子檀嶺神社
東の郭東側の堀切・土橋
主郭東堀切・土橋
主郭・土塁
主郭の秋葉社
主郭石積・南下の2郭
主郭西の2重堀切
西の郭
西尾根の堀切
中山城跡(地図)
【遺構★★★★☆ 比高110m】
【感想】 上田市武石小沢根の西から伸びた標高約456mの尾根東端部にあり、主郭には高土塁が巡らされ秋葉社の石宮が祀られている。主郭東の堀切と西側の2重堀切は深く見応えがある。
南北に2郭が配置され、南下の2郭の斜面に石積があるようだがこちらは見逃した。
【案内】 武石川を渡った子檀嶺(こまゆみね:通称こまみね)神社(表記番地)一の鳥居付近に駐車できる[マップコード468 718 195*40]。
子檀嶺神社拝殿裏より登る(地図)。南側の棚田が居館跡とされている。
登るとフエンス扉があり、急な北東尾根の山道をジグザグに登る。中腹に3段の段郭があり、頂上東端に浅い堀切がある。その先に三角点が設置され、傾斜地の東郭がある。
土橋のある堀切とそれに続く竪堀の西に一段高く主郭があり、北側と南側に2郭がある。
主郭は高土塁が巡り中央に秋葉社が祀られている。
主郭の西に見事な2重堀切があり、その西に3郭がある。西端に堀切が残っている。
南方約5.5kmの長和町には同名の中山城があり、東方約3.3kmには大井氏の長窪城がある。
【歴史】 永和年間(1375~79年)大井氏の一族大井孫五郎長信がこの地に移り築城したとされる。