原の城 (はらのしろ) (栄雲寺城)
最寄地 新潟県三条市原894 2014.7.20
原の城 (はらのしろ) (栄雲寺城)
最寄地 新潟県三条市原894 2014.7.20
登城ルート
栄雲寺門・説明板
説明板
北側の空堀
城山広場
城山広場
南側の空堀・土橋
原の城跡(地図)
【遺構★★★☆☆ 比高50m】
【案内・感想】 栄雲寺(表記番地)に説明看板があり、墓地の南に駐車できる[マップコード318 483 878*38]。
栄雲寺裏にある標高92m比高約50mの城山広場へは、約400mの距離である。
墓地の西約100mを右折、その先を右に行き約250m、鉄塔を目指す。
広場の北に「聖恩塔」が建てられ土塁・空堀があり広場には桜が植えられ四阿が建てられている。
南にも空堀と土橋がある。広場からは原地区の水田や集落などが望まれる。
【歴史】 永禄十一年(1568年)高城城主長尾遠江守藤景が上杉謙信の命を受けた本庄繁長に攻められ討たれた。その報に接した原の城の家老長尾外記入道興里は守備を固め、逆茂木を造って守った。
高城攻めの総大将・栃尾城主本庄実乃(さねより)は人面峠から雪崩を打って原の城に攻めかかり、原の城将士は奮戦したが、全員玉砕を遂げた。
栄雲寺に戦死した将士の菩提を弔い外記入道も祀られている。『下田村文化財調査研究会・栄雲寺説明看板より』