人妻セーラー服2 (14)
くるみは自分の気持ちが怖くなって、ギュッと目を閉じた。
(このままレイプしてほしい……)
そんな気持ちがどんどん膨らんでいく。
政宗くんとセックスしてみたい。
そうアソコが訴えてる。
それは許されないこと。
だけど、レイプされちゃうんだったら……。
あたしの意思じゃない……。
「くるみさん……」
政宗くんが耳元でささやく。
「くるみさんのおっぱいに触ってもいいですか?」
「ダ……ダメ……」
わずかに残った理性が拒絶する。
ほんとは触られたい。でも、そんなことされたらおかしくなりそう。
「これは修行ですよ。あなたは俺の心を鍛えるために協力すると言ったじゃありませんか。俺はあなたの胸を借りて、もっと強くなりたいんです。触っていいですね?」
「は……、はい……」
そうだ、これは修行だったんだ……。
そう思えば理性も抵抗をやめてしまう。
政宗くんの右手がくるみの乳房をつつんだ。
そして、ゆっくりと揉み回し始めた。
(はううぅぅ……、ダメ……、ダメ……)
ダメと思いつつも期待がぐんぐん高まっていく。
「唇以外の場所になら、キスしてもいいでしょう?」
「…………」
もはや拒否する言葉が出てこない。
首筋を舐められて、くるみは全身を硬直させた。
反射的に逃げようとしたけど、肩を抱く政宗くんの腕から逃れられない。
「あ……、ああ……」
政宗くんの舌が首筋から肩、鎖骨のあたりを這う。
胸を揉まれているうちに、くるみの体はとろけるように力が抜けていった。
乳房を覆っていた政宗くんの手がお腹を撫で、さらに下の方へと降りていく。
「パンツ、脱がしますね」
「うん……」
くるみはちいさくうなずいた。
(よし、やったぞ!)
政宗くんは喜びに震えた。
童貞で恋愛経験もない政宗くんには、女を落とした、という感覚はなかった。ここまで進めてこれたのは武道家の本能に従って、あくまで強敵との戦いとして対処してきたからだ。くるみの体のわずかな変化を見逃さず、弱点を見極め、効果的に攻める。政宗くんは知らなかったけれど、これはそのままセックスの極意なのだった。
政宗くんは体を起こして、くるみのパンツに手をかけた。そのままずり下げる。くるみは抵抗しない。
ついに最後の一枚を剥ぎ取った。
全裸になったくるみの上に、政宗くんは自分の体を重ねた。
くるみを押しつぶしてしまわないよう、ひじで体重を支える。
くるみの柔肌のすべすべした感触を全身で味わった。
くるみのアソコは蜜があふれてぐしょぐしょに濡れていた。
すでに挿入を受け入れる準備はできている。
(あたし、とうとう政宗くんにレイプされちゃうんだ……。そう、これは無理矢理のレイプ。あたしが望んで受け入れたわけじゃない……)
政宗くんの熱くて硬いアレが股間に当たってる。
力強い腕で抱きしめられた。
政宗くんの唇が近づいてくる。
(キス……されちゃう……)
キス、して……。
もう何をされても警察に訴えるつもりなんてなくなっていた。体が熱い。思いっ切り犯されたい。このワケのわからない感情の高ぶりを吐き出して楽になりたい。
「くるみさん……。好きです。俺の彼女になってください」
政宗くん! 彼はとりあえずカラダをいただいておこうと考えるような男ではなかった。
もちろん明白な合意なしでセックスすれば廃部というルールは生きていたけれど、政宗くんがこだわったのはそこではない。告白して正式に恋人同士になってからでなくては、肉体関係になるわけにはいかないという思いやり。
すなわち、フェアプレー精神だ。
[人妻セーラー服2]
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