第13話 目覚めた少女たち (16)Fin

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 先生がアレを抜いて、またバイブレーターが挿れられた。

 梨沙が声を上げた。

(ウソ……)

 射精したばかりのアレが梨沙に挿入されたんだ。

 先生が梨沙のアソコをピストン運動で責めてる動きを背中に感じる。

 そして、梨沙の中にも出したのが梨沙の表情で分かった。

(え……!?)

 また先生があたしの中に入ってきた。

 アレはまだ硬さを保っていた。

 先生のピストン!

「うお……ッ」

 先生がうめいて、ふたたびアレが脈打った。

 背後から深い吐息が聞こえた。

 射精が終わったあとも先生はしばらくあたしの中にとどまっていた。

 あたしは感動で胸がいっぱいになっていた。先生は早漏なので、挿入したあとは女の子を満足させることができない。だけど、がんばってくれた。

 いままで一番長くがんばってくれた。しかも連続三回も出してくれた。

 早漏を直してあげたいと思っていたけど、このまま関係を続けていけば何とかしてあげられるような気がした。

 そう思ったとたん、あたしは激しくイッた。

 全身が硬直し、ぷるぷると震えた。

 奥でイクよりもっと気持ちいい。心でイッたんだ。

 やがて、先生はゆっくりと出ていき、梨沙のアソコからもバイブレーターを抜いて、スイッチを切った。

 ロープがほどかれ、あたしと梨沙は解放された。

 ふたりのアソコからは精液がどろりと垂れていた。先生があたしたちのアソコをティッシュで拭いてくれた。

 梨沙は放心状態で布団に横たわったままだ。

 先生も疲れてボーッとしている。

 あたしは先生に抱きついてキスをした。

「先生……、すごい……。ね、梨沙」

 梨沙に手を伸ばす。その手を取って梨沙が体を起こした。

 梨沙も先生に寄り添って、うっとりとした顔でキスをした。

「すごくよかったです、藤堂さん。フフフ、こんなの初めて。縛られてこんなに気持ちよくなるなんて思いませんでした。こんな素敵な先生が恋人でいてくれて、沙希がうらやましいです」

「ああ、美星も穂波さんも、ふたりともすごくよかった。緊縛プレイを堪能できた。ありがとう、美星」

 先生は両手にふたりの全裸女子高生を抱いて、それぞれのほっぺにキスをした。

「満足してもらえたなら、よかった。でも、先生、まだ午後の部があるよ。まだまだ女子高生の縛りを楽しんでよ」

 梨沙とふたりで先生のアレを舐めてきれいにしてあげる。Wフェラは3Pの醍醐味。するとアレがまた膨らんできた。緊縛3Pがそんなにうれしかったのかな。

「もう一回くらいできそう。梨沙も二回目をしてもらう?」

 梨沙はいたずらっぽい目で微笑んで首を振った。

「たぶん、藤堂さんが中出ししたいのは沙希だけだと思う。きょうはわたしが頼んで遊んでもらったけど、藤堂さんにとっては沙希が特別。でしょ?」

 梨沙の言葉に先生は照れて、あたしの頭をワシワシした。

「沙希は、わたしが藤堂さんにキスされてるとき、ヤキモチ焼いてたでしょ? 藤堂さんはわざと沙希に見せつけてた。なんだかふたりが通じ合ってる気がして、わたしの方が嫉妬しちゃうくらい。お互いに信頼し合ってるんだね」

 こんどはあたしが照れて先生と顔を見合わせた。

「ねえ、沙希。藤堂さんにはすこし休憩していてもらわない? そのあいだ、わたしとしてほしい。レズビアンセックスを教えてくれる約束でしょ?」

 あたしは微笑んで、梨沙を布団に押し倒してキスをした。

 きょうだけで緊縛に3Pにレズセを初体験。梨沙もなかなか貪欲だ。

第13話 おわり

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