本郷さんは強引にあたしの唇を割って舌を入れてきます。
「んんッ……、ん……」
本郷さんの舌があたしの舌を舐めてきます。
やわらかくてヌメヌメした感触。
心臓の鼓動がどんどん速くなっていきます。壊れちゃいそうです。
「んうぅ……、はふ……、あふ……」
こんどは舌を吸い出され、口に含んで愛撫されます。
ふたりの唾液が口の中で混じり合います。
混じりあった唾液はどんどん溜まっていって……。
とうとう飲み込んでしまいました。
ファーストキスなのに、むりやりこんな激しいキスをされちゃうなんて。
体じゅうがしびれて、もう動けません。
頭がボーっとなって、何も考えることができません。
なのに本郷さんはキスをやめてくれないんです。
「はふ……、はふ……、あん……、んんッ……」
そのとき、体の芯から何かが湧き上がってくるのを感じました。
何が起きたのかわからなくて、こわくなって身構えました。
「んんッ! ん……! ……ッ! ……ッ!」
その何かは爆発するようにはじけて、あたしの全身をプルプル震わせました。
十秒ほどして痙攣がおさまると、ようやく本郷さんが解放してくれました。
でも、荒い呼吸はなかなか元に戻りません。
あたしは本郷さんに支えてもらわなければ崩れてしまいそうです。
「カワイイね、雪村さん。キスでイっちゃったんだ。ほんとにカワイイなぁ。レイプしたくなっちゃうなぁ」
ニヤリと笑った本郷さんはあたしのブラウスをつかむと、思いっきり引き裂きました。
「ひぃッ!」
悲鳴のような音をたてて、ブラウスが破られていきます。
怖くてたまりません。
あたし、実は本郷さんに恋をしています。出会ったときから好きでした。どうしていいかわからず悩んでいました。男の人を好きになったことなんて初めてなんです。こうしてふたりだけで残業できて、親しくなるチャンスかもって思ってました。
でも、まさかこんなふうに襲われちゃうなんて……。
「こんなことやめてください。こんなのイヤです」
ブラジャーをはずされてしまいました。
乳首を口に含まれてクニクニされちゃいます。
そのとたん、激しい快感があたしの体を貫きます。
「はううぅッ! ダメぇ……」
「感度がいいね。これで処女だなんてすごいよ。このあとどうなるか楽しみだ」
必死に本郷さんから離れようと体を反らせます。イスの背もたれがキシキシと音を立てます。でも、本郷さんはあたしの脚をつかんでスカートを脱がせにかかるんです。
パンストも破られてしまいます。パンツも引きちぎられてしまいます。
もう恐怖のあまり動けません。
あたしを全裸に剥いてしまうと、本郷さんはどこからか取り出した縄で、あたしを縛りはじめるんです。これまでに何人もの女性を縛ってきたのでしょうか。みるみるうちにあたしは縛られてしまいます。両手の自由を奪われると同時に、脚をMの字に開かされたまま閉じることもできなくなりました。あたしの恥ずかしいところが丸見えです。
あたしはあまりのことに声も出せません。
「緊縛された雪村さんはますますカワイイね。すごくキレイだよ」
本郷さんはひざまずくと、あたしの股間に顔を近づけて匂いをかぎます。
「いやぁ……ッ。ヤダ……、やめて……ください……」
恥ずかしさに耐えられません。
すすり泣くことしかできません。
「やめて……、お願いです。やめてください……。ああッ、あッ、いやぁッ!」
本郷さんがあたしのアソコを舐めてきました。
そんなところ……。汚いのに……。
信じられません。男の人って、こんなことするんですか?
「ああんッ、ああんッ、ダメ……、ダメェ……」
感じてしまう自分が悲しいです。気持ちよさに体をよじります。でも、縛られているせいで動けません。縄が肌に食い込むだけです。
「もう、やめてェ……」
「雪村さんが可愛すぎるのがいけないんだよ。職場で一番カワイイ子なんだから、自分のモノにしたくなるのは当然さ。男なら誰だって雪村さんとヤリたいと思うぞ」
本郷さんはあたしの股間に顔をうずめて、あちこち舐め回します。その中にすごく感じる場所があって、本郷さんは特にそこを攻めてくるんです。
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