あたしがもう動けないことを悟ったのか、本郷さんはあたしを離すと、壁にもたれさせました。あたしは両手で力なく胸を隠そうとします。ブラウスを破られ、肩が露出しています。すごく恥ずかしいです。あたしはすすり泣きを始めてしまうんです。
でも、本郷さんは許してくれません。
まず、乱暴にスカートを脱がされてしまうんです。
あたしはちいさな悲鳴をあげます。
本郷さんの息が荒くなります。
あたしをレイプすることに興奮してるんです。
あたしを愛するあまり、理性が消し飛んでしまってるんです。
パンストを破られてしまいます。パンツも引きちぎられてしまいます。
本郷さんはあたしの股間に顔をうずめて匂いを嗅ぐんです。恥ずかしくて死にそうです。
アソコを舐められてしまいます。
舌がビラビラを割って入ってきます。
いやらしい水音が誰もいない夜のオフィスに響きわたります。
もう立っていられません。
脚の力が抜けてゆっくりと崩れ落ちていくあたしを本郷さんが抱きとめてくれるんです。
お姫さま抱っこされてしまうんです。
本郷さんの腕の中でちいさくなって震えてるあたし。
「こんなことしちゃダメなのに……」
本郷さんはそっと口づけしてくれます。
激しくて容赦のない愛撫に、あたしはとろけちゃってます。
有無を言わせぬ態度とは裏腹に、本郷さんは紳士的でとてもやさしいんです。
「いまからきみをレイプする」
胸がキューン! とときめきました。
「はい……」
ちいさくうなずきます。
たくましい腕にしっかりと抱きかかえられると、なんだか安心できるんです。
あたしは灯りが消えて薄暗くなったフロアのすみにあるミーティングコーナーに運ばれいくんです。
テーブルの上に横たえられます。硬くてひんやりした感触を背中に感じます。
本郷さんは申し訳程度にあたしの体を覆っていたブラウスの切れ端を引き裂きます。
ブラジャーを剥ぎ取られ、パンストもぜんぶ破られ、パンプスを脱がされます。
全裸に剥かれてしまうと、脚をつかまれて上に持ち上げられます。
本郷さんはあたしの両脚を自分の肩に載せると、あたしの腰を持って自分の方に引きつけます。床に立っている本郷さんからは、ちょうどアレがアソコに当たる位置です。
あたしのアソコは泉のように湧き出る愛液で、もうびしょびしょです。
いよいよレイプされるんです。
「愛してます、本郷さん。ずっと前から好きでした」
「俺も雪村さんのことを愛している。妻とは別れない。だが、一番好きなのは雪村さん、きみだ」
うれしくて泣きそう。
この人なら信じられる。
あたしのぜんぶを委ねられる。
たとえ、報われない恋だとしても……。
たとえ、最後に悲しい別れが待っているとわかっていても……。
この人にあげたい。
ぜんぶあげたい。
本郷さんのアレが、あたしのアソコにグッと押し付けられました。
口元に手をやって、ぎゅっと目を閉じ、これから起きることに身構えます。
アソコが押し広げられ、アレが入ってきます。
ゆっくり、ゆっくり、アレが入ってきます。
メリメリと音を立てるように、狭いアソコをむりやり広げて。
深く、深く、うがたれていきます。
犯されているんです。
あたし、とうとう本郷さんにレイプされてしまったんです。
そう思った瞬間――。
甘くせつなく激しい快感が、背中をかけのぼって脳天を直撃しました。
「ああぁぁっっッ!」
気持ちよすぎて、おかしくなっちゃいそうです。
本郷さんのアレは、すごく硬くて、すごく熱いんです。
ソレがあたしのお腹の中をいっぱいに満たしていきます。
「ああん……、ああッ……、んんッ……、ああん……、ああん……」
アレの先端がいちばん奥に届きました。
本郷さんはそこで止まらず、もっともっと奥を目指して突いてきます。
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