「パジャマ、脱ごっか」
あずきさんに促されて、一緒にパジャマとパンツを脱いだ。ベッドに座って、互いの裸を見せ合う。
「かわいいね、莉子ちゃん」
「あずきさんもすごくきれいです」
あずきさんの胸はもなかさんよりすこし小ぶりだけれど、ママと同じくらいに大きくて美乳だ。スタイルがよくて、ちょっと筋肉質なところが力強さを感じさせる。なんだかとてもたのもしい感じ。
「それに、すごくカッコイイって思います」
「ふふっ、ありがと」
ドキドキする。
乙女な気分だ。
あずきさんって、こんなにカッコよかったんだ。
もう一度、キスした。こんどのはディープキス。
そのまま押し倒された。肌が触れ合う。お腹とお腹をくっつけると、とってもあったかい。なんだかいい匂いがする。
互いの舌を絡めあった。
あずきさんの舌がわたしの口の中を舐める。
前歯の裏側を舐められると、胸がきゅんっとなった。
お返しに、わたしも舌を伸ばしてあずきさんの口内を突っつく。
あずきさんの唾液が舌をつたって流れこんでくる。
それを飲み込んだ。
こんどはあずきさんがわたしの舌を吸って、わたしの唾液をすすった。
唇を離したときには、わたしは頭の奥が痺れるような感じを覚えていた。うっとりとあずきさんを見上げる。
あずきさんがおっぱいをこすりあわせてきた。弾力のある大きな胸が、わたしの乳房をなでる。
首筋に舌を這わされた。ぞくぞくする。お父さんのときもそうだったけど、わたしは首筋が弱いみたい。
「初めてだから、道具は使わないで、指と舌だけで気持ちよくしてあげるね」
あずきさんの舌が首筋から肩、肩から鎖骨へと移動していく。同時に乳房を揉みしだかれる。ちいさな胸の谷間を通って、お腹を舐められた。そこから脇腹を通って脇の下へ。
「はあぁぁん」
腹ばいにさせられた。背中をそーっとなでられる。触れるか触れないかの軽いタッチで、わたしの性感帯を探ってる。ときおり感じて、体がピクンッと反応する。感じる場所に印をつけるかのようにキスされた。
お父さんの時より優しくて、それでいて容赦なく快感を引き出されていく感じがする。あずきさんは女だから、わたしがどんなふうに感じるのかもわかっているんだろう。経験だって豊富らしいし。
どんどん気持ちが高まっていく。
体の芯から快感が溢れはじめる。
お尻を揉まれながら、お尻にキスされた。お尻の割れ目に沿って指を這わされ、尾てい骨のあたりを舐められると、快感が電撃のように背骨を駆け上がった。
「あ、あ、あううぅぅっ」
また仰向けにされ、太ももの内側を舐められた。
あずきさんがわたしの両脚を開かせて、あいだに顔を突っ込んできた。
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