「もっと詳しく」
レオくんがやさしくアソコをなでながら、クリトリスを指先で突っついた。
「あっ、あっ、あうっ」
アソコとお尻の穴の両方から湧き上がってくる快感に、腰がとろけそうだ。
「は、初めての男性は、と、友だちの……、お父さん……」
このことは誰にも話したことがない。あたしと相手の男性以外、誰も知らないことだ。レオくんに話し始めると、そのこと自体が興奮を誘った。
「子供のころから知ってるやさしいおじさんで、四十歳くらいのひとだった。友だちの家に遊びに行ったら、友だちは留守にしてて……、おばさんもいなくて、たまたま仕事がお休みだったおじさんだけが家にいたのよ」
あたしはときおり喘ぎながら、夢見ごこちで話を続けた。
「娘はすぐ帰ってくるから部屋に上がって待ってなさい、って、おじさんは言ったわ。よく知ってるひとだし、別に変には思わなかったから、上がらせてもらったの。でも、友だちはなかなか帰ってこなくて……」
話の邪魔にならないようにしていたけど、レオくんの愛撫は続いていた。あたしの中には快感が渦巻いていた。
「おじさんがお茶を入れてくれて……、友だちの部屋でおじさんとふたりきりになっちゃった……。そしたら、おじさんがキスを迫ってきたの。それで、ファーストキスを奪われちゃった……」
「抵抗しなかったんですか?」
「だって……、えっちなことにすごく興味あったんだもん。誰でもいいってわけじゃないけど、早く経験したかった。おじさんだったら、いいかなって思ったの」
「おじさんには奥さんがいたんでしょ? 不倫妻の過去は不倫女子高生だったんですね。奥さんはよほど不倫が好きなんだ」
「レオくんのバカ」
あのときは自分のしていることが不倫だなんて思ってなかった。でも、レオくんの言うことも否定はできない。
「……おじさんがためらってたから、あたし、『いいよ』って言ってあげた。そしたら、おじさんが襲いかかってきたの。床に押し倒されて……。それでね、ベッドの下にいくつも下着が隠してあるのが見えたのよ。あたしがそれを手に取ると、おじさん、急に動かなくなって……。あたし、ピンと来ちゃった……」
「なんだったんですか?」
「ふふっ。ぜんぶ友だちの下着だった。パンツやブラジャーやニーソックス。おじさん、娘の下着をあさってたのね。娘のベッドで娘の下着に埋もれてオナニーしてたんだわ。そこへあたしが訪ねてきたってわけ。だから、友だちは当分帰らないんだなってわかった。あたしがそれを指摘すると、おじさんは青くなって、どうしていいかわからない様子だった」
「とんでもない父親もいたものですね」
「あたし、おじさんのことがかわいそうになっちゃって……。それで、あたし、すごくいいことを思いついたの」
こんなことまで話してしまっていいのかしら、と思いながらも、あたしは自分の話に興奮していた。
「おじさんにはしばらく部屋の外に出てもらって、あたしは友だちの制服に着替えたの。下着もぜんぶ友だちのものを身につけたわ。ブラがちょっとキツかったけどね。それからおじさんを部屋に招き入れた。あたしね、おじさんは自分の娘に欲情してるってわかったから、それを解消してあげようと思ったの」
レオくんの愛撫がだんだんと激しくなってきていた。お尻のピストン運動もさっきより速くなっている。最後まで話しきれるだろうかと心配になった。
「おじさんに言ったわ。『あたしを娘だと思って。好きなようにしていいんだよ』って。そうしたら、おじさん、完全にタガが外れちゃった。あたしはベッドに押し倒されて……、のしかかられて……、キスされて……、舌を入れられて……、胸を揉まれて……、太ももを撫でまわされて……、アソコを触られて……。ああっ、レオくんくぅん……」
快感が高まっていく。アソコとはぜんぜん違う快感だ。とくに引き抜かれるときの不思議な感覚。こんなの、いままで味わったことがない。
[新婚不倫]
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