ふたたび息ができるようになると、はあはあと空気をむさぼった。
お父さんを求めて無意識に伸ばした手を、お父さんが握ってくれた。ぎゅっと握り返すと、お父さんが上のほうに戻ってきて、キスしてくれた。
お父さんにしがみついた。
アソコをお父さんに押し付けて、もっともっととキスをねだった。
お父さんともっとくっつきたい。
一ミリの隙間もなく、全身でぴったりくっつきたい。
ねえ、もっときつく抱きしめてよ。
身動きできないほどきつく抱きしめてよ。
ずっとずっと離さないでいて。
お父さん……。
「ひとつに……、なりたい……」
お父さんの腕の中でそっとつぶやいた。
愛しさがこみあげてくる。
見つめ合ってキスをする。お父さんが体勢を整えて、わたしの脚のあいだで膝を立てた。
位置を合わせる。アレの先っぽがアソコに触れた。それだけでキュンとなる。
お父さんの首に両手を回した。お父さんもわたしの肩を押さえつけた。
力を抜く。
きのうの初体験はかなり痛かった。きょうも痛いかもしれない。
だけど、相手がお父さんなら安心だ。
大丈夫、リラックスできてる。
きっと、きのうより気持ちよくなれる。
「来て……」
そっと、アレがアソコに押し付けられた。
先端の丸い部分がアソコにめり込むと、わたしのアソコは迎え入れるように開いた。
抵抗はない。
愛液でぬるぬるするアソコは十分に柔らかくなっている。お父さんのアレがスムーズに奥へと入ってくる。
亀頭の部分が中に入った。
ゆっくり、ゆっくり、アソコの中の通り道を押し広げながら。
アレが深く深く入ってくる。
慎重に扱わないと壊れてしまうとでもいうように、お父さんはわたしを大切に抱いてくれてる。
でも、やっぱりちょっと痛い。きのう初体験したばかりだもんね。
どれくらい奥まで入ってくるのかな。まだまだ入ってくるよ。じんじんしちゃう。
お父さんを包み込んでるのを実感できる。
気持ちいい。
だんだん気持ちよくなってきた。
挿入されるのって気持ちいい。
この感じ、好きだ。
痛みはあるけど、痛い部分から同時に快感も生まれてる。きのうより気持ちよさをはっきり感じる。前戯でさんざん感じさせられたから、そのせいかな。
知ってるよ。女の子の体はすぐには気持ちよくなれないって。
いっぱいセックスして、優しく育ててもらって、だんだんと感じる体になっていくんだよね。
お父さんの手でわたしを開発してほしい。もっともっと感じる体に作り変えてほしい。お父さんのこと、もっと感じたいから。
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