人妻セーラー服(11)

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 くるみは目をこすりながら体を起こし、何もされていないのを確かめた。あかねくんに優しく微笑むと、

「約束、守ってくれたんだね。やっぱり、あかねくんはあたしが思ったとおりの男の子だよ。ありがとう。でも、パンツくらいは見たでしょ?」

「み、見てねーよ。約束した以上、裏切るようなマネはしねーよ」

 照れるあかねくん。くるみはますますこの男の子が好きになった。ラブホテルに入った時点で、襲われても文句は言えなかったのに、あかねくんは純真な子だ。何かご褒美をあげなくちゃね。

「ねえ、あかねくん。せっかくだから一緒にお風呂に入ろうよ。背中を流しっこしよっ」

 あかねくんはこの申し出を拒絶できなかった。もうどうにでもしてくれ、という気持ちだったのもあるけど、年下のはず(ほんとは二十五歳)のくるみに母性のようなものを感じて、甘えてみたくなっていたのだった。

 互いが見えないよう背中合わせになって裸になり、体にタオルを巻いてから向かい合った。あかねくんの視線がくるみのEカップの谷間に吸い寄せられた。

「お前、けっこう胸があるんだな」

 と言ってから真っ赤になった。

 くるみは微笑んで、あかねくんの手を引いてバスルームに入った。バスタブにお湯を張るあいだ、バスチェアを二つ用意して背中合わせに座る。ふたりで交互にシャワーを浴びたあと、くるみはコンビニで買ってきたボディソープをスポンジで泡立て始めた。

「ちょっと貸してみろよ、くるみ」

 いきなり背後からあかねくんが手を伸ばしてスポンジを取り上げた。両腕でくるみを包み込むような体勢で、スポンジをくしゅくしゅすると、生クリームのようにキメの細かい泡がもりもりと生まれた。

「うわ、あかねくん、すごーい」

「お前から先に洗ってやる。すみずみまでキレイにしてやるからな。覚悟しろ」

 あかねくんは主導権を取り戻したくて、ふたたび強気に振る舞い始めた。

 が、内心はくるみの体に触れる勇気が出せずに、不自然に腕を浮かせている始末だ。髪をアップにまとめたくるみのうなじの色っぽさにクラクラしていた。

「や、やさしくお願い……します……」

 と、くるみがうつむいて小声で言った。

 さすがのくるみもこの状況に息が詰まる思いだった。知らない男の子とラブホテルのお風呂で体の洗いっこ。力ずくでレイプされたら逃げられっこない。

 あかねくんもくるみの怯えに気がついた。

 柔らかな泡を両手でそっとくるみの背中に塗り伸ばす。すべすべして美しい肌だ。

(くるみ……、こいつ、震えてるのか……?)

 いまなら簡単にレイプできる。抵抗などたやすく封じることができる。この女はなすすべもなく犯されてしまうだろう。どんなに泣きわめいても、ラブホテルの一室では助けはこない。だが、もちろんくるみは俺に強姦されたいとは思っていない。

(なのに、どうしてくるみはこんなことをしているんだ?)

 考えても答えが分かるわけもない。

 背中から両腕に泡を広げていく。くるみの腕を持ち上げて、腕全体をてのひらで撫でる。

 脇の下に触れると、くるみはちょっとだけビクッとして腕を引こうとした。すぐに力を抜いて、あかねくんに身を委ねる。

「前も洗うぞ」

 あかねくんは新たに泡立てたホイップクリームみたいな泡を、たっぷりと両手にすくった。くるみを両手で抱えるようにして乳房に泡を塗る。

「あん……」

「へんな声だすな」

「だって……」

 柔らかくて形のよい胸を両手で包み込むように洗う。くるみのおっぱいはあかねくんの大きな手にも収まらない。

 あかねくんはすっかり勃起していた。

「下の方もキレイにしてやるからな」

 耳元でささやきながら、両手をお腹から下腹部へと伸ばす。くるみは抵抗しない。

「あ、あかねくん……、手がエッチだよぉ」

「うるさい。まだ毛も生えてないくせに。カラダはまだ中坊だな」

 あかねくんが驚いたことにくるみのアソコはつるつるだった。

 くるみはアソコを脱毛していた。大人になればハイジニーナは珍しくない。くるみはもともと毛が薄かったのだが、まったく生えていない方が楽だしメリットしかないものね。ちなみに、あかねくんも世間で思われているように女子高生とヤりまくっているのだったら、いいかげんくるみが大人だと気づいていただろう。でも、彼が肌を合わせた女性は父親の愛人だった人だけ。いまだ気づいていない。

 股間への愛撫にたまりかねたくるみがあかねくんの手を押さえた。

「もお、いけない子。こんどはあたしがあかねくんを洗ってあげる番だよ」

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