舌先で愛撫されて固く勃起した乳首を離すと、反対側の乳首を同じように舐めて攻めてきた。先生の吐息が熱風となって乳房を駆け下り、おなかを湿らせる。勃った乳首を指の腹で弾くようにいじられると、痛みに似た快感が体を刺す。
ミニスカートをまくられ、パンツのラインを撫でられた。下着の上からアソコをノックしてくる。あたしは濡れやすい。もうすっかりびしょびしょだ。
一条先生が両手でパンツを脱がし始めた。慎重に脱がさないと破れてしまうんじゃないかというように。
「恥ずかしい……、そんなに見ちゃヤダぁ……」
「恥ずかしがることなんてない。沙希のココはすごくキレイだ。生まれたまんまのように、つるつるピンク色だ」
あたしはほとんど生えてない。男の人は喜んでくれるけど、ぜんぶ丸見えなのは正直ものすごく恥ずかしい。
「あ……、ああん……」
クンニが始まると、声が出ちゃうのを我慢するのがむつかしくなってきた。
あたしの両脚をおおきく開かせ、ときおり太ももの内側にキスしたり、かと思えばアソコに舌を入れてきたり。愛液がとめどなく溢れてくるのがわかる。
「ん……、んふ……、んん……」
口元を手で押さえ、目を閉じて快感に耐える。
何度かクリトリスでイキそうになって、そのたびに一条先生が動きを止めて焦らしてくる。おかしくなりそう。
「せんせぇ……、いちじょせんせ……、もうダメぇ……、あたし……」
そうしてたっぷりと前戯で溶かされたあと、ようやく先生が体を重ねてきてくれた。
キスをねだって、赤ん坊のように先生にしがみついた。抱きしめてもらえて、安心感が広がる。先生のことが好き。大好き。
正常位の体勢で脚を開き、先生を誘う。
先生は愛情にあふれた笑みをくれた。あたしも照れ笑いを返す。
「好きです……。勇気を出して告白してよかった。すごく幸せ」
「俺も幸せだ。愛してる、沙希。ひとつになろう」
「うん……」
そーっと、アレがアソコに押し付けられる。
ゆっくりと押し込まれる。
入ってくる。
「あ……、あ……、ああ……」
挿入されるときはすごく気持ちいい。あたしはこの瞬間がたまらなく好きだ。
ヌルヌルのアソコに男の人のアレが分け入ってきて。
お互いを求め合って。
ひとつに繋がれる瞬間。
体の内側がやさしい快感で満たされていく。
先生は奥まで入ってくると、そこで動きを止め、耳元に顔を近づけると、
「沙希……。沙希の中はとてもあったかい。すごく気持ちいいよ」
と甘くささやいた。
「はううぅ、あふう……」
気持ちよすぎて言葉にならない。抱きついて体を密着させることしかできない。
一条先生が動き始めた。浅い位置でゆっくりとピストンする。女の子の感じる場所を探っているんだ。あたしはGスポットが割と深いところにあるので、自分から腰を動かして、ここだよ、と教えてあげた。
Gスポットの場所を見つけた一条先生が、そこを亀頭で愛撫してくる。
「んんん……」
首筋にキスしてくる先生の肩に手を添えて、やがてくる快感の波を待ち受ける。沸騰しかけのケトルの注ぎ口から湯気がぽんぽんと出始めたときのように、体の中に熱がたまっていく。
腰のあたりに震えるような感じがじんわりと広がっていく。波にさらわれるのが怖いような、身を任せてしまいたいような。
先生はゆっくりと一定のリズムでピストンを続け、もっともっとと高まるあたしを焦らす。焦らされて苦しくなってくる。いっそペースを速めて一気にイカせてほしい。けれど先生は冷徹な拷問官のようにあたしをいじめる。
そんな時間がつづいたあと、とうとう堤防が決壊し、快感の波があたしを飲み込んだ。両脚をピンッと突っ張って、両手で先生の肩をギュウっと掴んだ。脚がガクガクする。下半身からあふれる快感が全身に広がっていく。
「あうう……、イク……、イクぅ……、うう……」
教え子をイカせたことで満足げな吐息を漏らした先生は、ヘロヘロになって力が抜けてしまったあたしの両脚を持ち上げて、自分の肩にのせた。
先生はまだイッてない。アレもあたしの中で固くなったままだ。
大好きな先生。先生のことも気持ちよくしてあげたい。
[援交ダイアリー]
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