新婚不倫 (05)
レオくんがあたしの左右の乳房を両側からぎゅっと押し付けた。乳房にはさまれていたシュークリームが潰れて中のクリームが飛び出した。こんどのは生クリームだ。そのまま乳房をぐりぐりと回して、生クリームを搾り出す。レオくんは空になったシュー皮を口に入れると、両手でクリームを延ばしはじめた。
「うう、レオくんてば。食べ物をおもちゃにしちゃいけないんだよ」
「ふふふ、これから奥さんをおもちゃにするんですよ。奥さんは甘ぁいスイーツになって食べられちゃうんです」
「ああん」
ぬるぬるして滑らかな感触だ。ちょっとべたつく感じも気持ちいい。
クリームまみれの乳首を舌先でつつかれた。瞬く間に勃起していく。
硬く立った乳首を口に含まれ、ころがされ、吸われた。
もう片方の乳首は指でつままれた。だけどクリームのせいでにゅるんと滑ってしまう。その感触もたまらない。
あたしの首筋から胸にかけて生クリームが、お腹から脚の付け根にかけてカスタードクリームが塗りつけられた。
両方の乳房とアソコを同時に愛撫され、あたしの興奮はどんどん高まっていく。
「おいしいですよ、奥さん。奥さんもほら、舐めてみてください」
レオくんがあたしの股間にうずめていた指を、あたしの顔の前に差し出した。カスタードクリームと生クリーム、それにあたしの蜜がべっとりと付いている。
レオくんに促されるまま、恐る恐る舌先で舐めてみる。なんだか自分が変態になっていくような気がした。思い切って指を咥えてみると、甘い味が口の中に広がった。後味のすっきりした上品な味だ。
「奥さんの味ですよ」
「うう、恥ずかしい」
「今度はぼくの味も加えますよ。ふたりの味を混ぜ合わせて、甘いスイーツのハーモニーを作りましょう」
仰向けのあたしに、体重をかけないように注意しながらレオくんが体を重ねた。体をぴったりくっつけると、レオくんの暖かい体温を感じる。ふたりとも股間に毛がはえていないので、密着感がたまらない。
レオくんが口づけしてきた。
生クリームよりも甘いキスだ。
レオくんが小さく動くたびに、ぬるぬると滑るクリームが気持ちイイ。
いけないとわかっていても、せつない気持ちが高まっていく。
唇を離すと、あたしはうっとりとしたまなざしでレオくんを見つめた。
レオくんの思うとおりにしてほしい。だけど、これ以上されたら好きになっちゃう。
レオくんはあたしの手からシュークリームを取ると、小さくかじって中のクリームを吸った。それを口移しであたしに分け与える。カスタードクリームだった。
体を起こしたレオくんは、シュークリームを絞って、硬く勃起したアレにカスタードクリームを垂らした。手でクリームを袋の裏側にも塗りつける。
「さあ、奥さん。たっぷり味わってください」
あたしは体を起こしたけど、フェラチオをしたことがなかったので、少しためらった。
「初めてなんですね。大丈夫。ぼくの言うとおりにしてください」
「どうすればいいのかな」
「まずは軽く舐めてください。手も使ってゆっくりとしごくんです」
あたしはレオくんの先っぽに軽く口づけして、カスタードクリームを舐めてみた。先端の部分をかぷっと咥える。とたんに恥ずかしくなって口を離した。
レオくんに見つめられていることに気づいたあたしは照れながら、
「おいしい」
「クリームを舐めとる要領で愛撫してください。手は根元のところから軽くしごいて。もう一方の手は袋をやさしく包み込むように。そう、そうです。上手ですよ。ああッ、気持ちイイです、奥さん」
[新婚不倫]
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