ずっと考えてた。どこから浮気になるんだろう、って。
レオくんを部屋に入れたときかな?
それとも裸を見せたとき?
ひょっとしたらレオくんと初めて会って、胸のときめきを感じちゃったときかな?
一緒に食事をしたら、それってもう浮気なの?
キスしたら浮気だよね。
ベッドの上で裸で抱き合って、お互い気持ちよくなっちゃったら、もう完全に浮気だ。
だけど、まだほんとのえっちはしてないよ?
則夫さん。
あたしは夫としてあなたを愛しています。世界でいちばん大切なひとです。
でも、ちょっとだけ、いけないことをしてみたい。
レオくんとのことは、ずっと秘密にします。
ぜったい迷惑かけません。
だから……、ゴメンナサイ。
「奥さん……」
「レオくん……」
「いよいよふたりのスイーツの仕上げに入りましょう」
レオくんはそう言って、最後に残っていたシュークリームを手に取った。中に詰まっているのは生クリームのはずだ。それをあたしのアソコにあてがう。レオくんはシュークリームが落ちないように、自分のモノを押し当てて支えた。それからあたしの脚を持ち上げると、両手で胸の前に抱え込んだ。
レオくんが腰を少し浮かせてぐっと前に突き出す。レオくんのアレがシュークリームを貫いて、あたしの膣口に届いた。
あたしのアソコはすんなりとレオくんを受け入れた。先端部がシュー皮もろとも中に入ってくる。愛液で十分に潤っていたアソコに生クリームが加わった。レオくんもあたしも陰毛がないので、つるんつるんとよく滑る。
おかげで挿入の痛みはほとんどない。
アソコが押し広げられ、レオくんのモノがどんどん奥へと入ってくる。
「ああっ、レオくん! レオくんがあたしの中に入ってくるのがわかるよ」
ところがレオくんは途中で引き返しはじめた。カリ高のアレが中を引っかくように動き、あたしは呻き声をあげた。
レオくんはいったん外に出ると、アソコのまわりに付いている生クリームとカスタードクリームを集めて、それを押し込むようにふたたび挿入した。
「あうぅ!」
レオくんがアレで中をかき混ぜるように動かした。
ぐちゅぐちゅと淫猥な音がする。
レオくんはもう一度アレを引き抜くと、クリームをあたしのアソコに添え、アレを使って押し込んだ。
「さあ、奥さんの中に生クリームとカスタードクリームをたっぷりと詰め込みましたよ。いまからぼくがじっくりと混ぜ合せますからね。これで奥さん自身がおいしいスイーツになるんですよ」
レオくんは挿入したままあたしの脚を大きく広げると、あたしにのしかかってきた。あたしは膝小僧が肩に触れるほど大きく体を折り曲げた。膝を曲げてレオくんの上腕に預ける。
「はうぅぅぅーん」
レオくんが体重をかけると、ぐっと奥までアレが入ってきた。
屈曲位は深い挿入ができるというのは雑誌で読んだことがある。子宮まで届くんじゃないかって思えた。
「あうっ、あうっ」
「きれいですよ、奥さん。いまの奥さんはすごくきれいだ」
レオくんがキスをしながらささやいた。
「奥さんのアソコ、内側で動いてますよ。ぼくのアレにまとわりついて、つつみこんできます。ああ、気持ちイイ。気持ちイイですよ」
レオくんの言う体内の動きは自分ではよくわかんない。だけど、レオくんがピストン運動を繰り返すたびにどんどん快感が高まる。アソコの中がじんじん感じる。
「レオくん、もっと。もっと激しく!」
「ええ、奥さん。もっと、もっと感じてください」
あたしは自ら腰を振ろうとしたけど、屈曲位の姿勢ではちょっときつい。かわりにレオくんの首に腕を回してしがみつくと、ちゅばちゅばと音を立てて荒々しくキスを繰り返した。レオくんもそれに応えて腰の動きを速くする。
アソコから漏れ出たクリームが、レオくんのピストン運動に合わせて飛び散ってるのがわかる。
「ああっ、ああっ、レオくん、レオくん。イッちゃうよ。あたし、イッちゃう」
オルガスムスの波が体の内側に満ちていく。頭の中が真っ白になって、ときおり全身の力ががくっと抜けるような気がする。
だけど、それは始まりだった。
悦びの高原状態は十分、二十分と続く。
その間、何度も繰り返し中イキした。
こんなの初めて。
レオくんのセックスは夫のよりも乱暴で激しい。そして刺激的だ。
あたしは頭が痺れて、だんだん何も考えられなくなっていく。意識が遠のいていく。
[新婚不倫]
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