必死に体をよじって逃れようとするくるみだが、興奮した政宗くんの手は止まらない。
ミニスカートが腰までめくられて、白いパンツに包まれた下半身があらわになってしまった。
政宗くんの手が前に回ってきた。パンツごしにスリットをなぞられる。
普通の痴漢ならここまで過激なことはしない。完全に常習の凶悪痴漢のやり方だ。
(や、やだーッ!! やめて! 助けて……)
背後からハァハァと荒い息遣いが聞こえる。
なんとかして手を退けようとするのだけど、それを封じるように抱きつかれてしまった。
固く引き締まった筋肉の感触。
くるみは恐怖で真っ青になった。
力ではとうていかなわない。
「や、やめて……、お願い……」
小声でささやくように懇願する。
でも、政宗くんの理性は完全にブッ飛んでいた。
(くるみさん……、想像していたよりもずっと可愛らしい声だ)
かえって興奮の炎を煽る結果になった。
(いやーん)
政宗くんが下からセーラー服の中に手を入れた。
すべすべしたお腹の感触が脳天を打つ。
きょうのくるみはキャミソールを着ていない。
同時にパンツの中にも手を入れられた。
政宗くんは自分でも何をやっているのか分からなくなってる。
(はうぁぁーッ! なんだこれは……!)
くるみはVIOを脱毛しているので、ツルツルだ。
アソコの形がはっきり感じられる。
政宗くんにとって未知の世界。
そこを無遠慮な手がまさぐった。
「ああん……、ダメ……、そこは……、ヤメテ……」
セーラー服の中に入れられた手が徐々に上の方に迫ってくる。
樹上の獲物を狙うヘビのように。
その手がくるみのEカップの胸に届いた瞬間――。
くるみは体の力が抜けてしまって、抵抗できなくなってしまった。
そのまま背後の男子高校生に体重をあずけるしかない。
「ん……、ダメェ……」
かつてない経験に、くるみの思考回路も働かない。
駅で電車が停止したけど、開いたのは反対側のドアだった。今度こちらのドアが開くのは次の次の駅に着いたとき。まだ五分はかかる。
ふたりの様子を見て怪訝に思った乗客もいたけれど、高校生のカップルがいちゃついているんだな、くらいにしか思われてない。
政宗くんの大きな手がブラジャーのカップに覆いかぶさる。
レースのざらざらした感触と、乳房のやわらかな弾力。
太い指が乳首を求めてカップの上を探る。
でも簡単には届かない。
高校時代に何度も痴漢されたことがあるくるみだけど、こんなふうに過激な行為をされたことはなかった。
もう何が何だか分からない。
頭の奥がしびれてボーッとなる。
(このままレイプされちゃうんだ……)
ぼんやりと思った。
怖くてたまらないのに、甘い期待も抱いてる。
(レイプされるのって、どんな感じなのかな……?)
アソコが濡れてきた。
「んん……、あん……、ダメ……、ダメ……」
こんなに人がおおぜいいる場所で、こんなにイヤラシイことをされてる。
そう思っただけで、どんどん蜜があふれてくる。
見ず知らずの男の人に力ずくで犯されるのって……。
どんな気持ちになるのかな……?
(レイプ……、されてみたい……)
そう思った瞬間、目の前で列車のドアが開いた。まばゆい光に目を細めた。悪夢から醒めてカーテンを開けたらもう昼だったというように、くるみは淫夢から我に返った。
背後から男に抱きすくめられ、胸とアソコをいじられている!
くるみは男の足を思いっ切り踏んづけた。一瞬、男の手が緩んだ。
「きゃああぁぁっ!!」
悲鳴をあげてホームに飛び出した。
[人妻セーラー服2]
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