人妻セーラー服2 (06)
必死に体をよじって逃れようとするくるみだが、興奮した政宗くんの手は止まらない。
ミニスカートが腰までめくられて、白いパンツに包まれた下半身があらわになってしまった。
政宗くんの手が前に回ってきた。パンツごしにスリットをなぞられる。
普通の痴漢ならここまで過激なことはしない。完全に常習の凶悪痴漢のやり方だ。
(や、やだーッ!! やめて! 助けて……)
背後からハァハァと荒い息遣いが聞こえる。
なんとかして手を退けようとするのだけど、それを封じるように抱きつかれてしまった。
固く引き締まった筋肉の感触。
くるみは恐怖で真っ青になった。
力ではとうていかなわない。
「や、やめて……、お願い……」
小声でささやくように懇願する。
でも、政宗くんの理性は完全にブッ飛んでいた。
(くるみさん……、想像していたよりもずっと可愛らしい声だ)
かえって興奮の炎を煽る結果になった。
(いやーん)
政宗くんが下からセーラー服の中に手を入れた。
すべすべしたお腹の感触が脳天を打つ。
きょうのくるみはキャミソールを着ていない。
同時にパンツの中にも手を入れられた。
政宗くんは自分でも何をやっているのか分からなくなってる。
(はうぁぁーッ! なんだこれは……!)
くるみはVIOを脱毛しているので、ツルツルだ。
アソコの形がはっきり感じられる。
政宗くんにとって未知の世界。
そこを無遠慮な手がまさぐった。
「ああん……、ダメ……、そこは……、ヤメテ……」
セーラー服の中に入れられた手が徐々に上の方に迫ってくる。
樹上の獲物を狙うヘビのように。
その手がくるみのEカップの胸に届いた瞬間――。
くるみは体の力が抜けてしまって、抵抗できなくなってしまった。
そのまま背後の男子高校生に体重をあずけるしかない。
「ん……、ダメェ……」
かつてない経験に、くるみの思考回路も働かない。
駅で電車が停止したけど、開いたのは反対側のドアだった。今度こちらのドアが開くのは次の次の駅に着いたとき。まだ五分はかかる。
ふたりの様子を見て怪訝に思った乗客もいたけれど、高校生のカップルがいちゃついているんだな、くらいにしか思われてない。
政宗くんの大きな手がブラジャーのカップに覆いかぶさる。
レースのざらざらした感触と、乳房のやわらかな弾力。
太い指が乳首を求めてカップの上を探る。
でも簡単には届かない。
高校時代に何度も痴漢されたことがあるくるみだけど、こんなふうに過激な行為をされたことはなかった。
もう何が何だか分からない。
頭の奥がしびれてボーッとなる。
(このままレイプされちゃうんだ……)
ぼんやりと思った。
怖くてたまらないのに、甘い期待も抱いてる。
(レイプされるのって、どんな感じなのかな……?)
アソコが濡れてきた。
「んん……、あん……、ダメ……、ダメ……」
こんなに人がおおぜいいる場所で、こんなにイヤラシイことをされてる。
そう思っただけで、どんどん蜜があふれてくる。
見ず知らずの男の人に力ずくで犯されるのって……。
どんな気持ちになるのかな……?
(レイプ……、されてみたい……)
そう思った瞬間、目の前で列車のドアが開いた。まばゆい光に目を細めた。悪夢から醒めてカーテンを開けたらもう昼だったというように、くるみは淫夢から我に返った。
背後から男に抱きすくめられ、胸とアソコをいじられている!
くるみは男の足を思いっ切り踏んづけた。一瞬、男の手が緩んだ。
「きゃああぁぁっ!!」
悲鳴をあげてホームに飛び出した。
[人妻セーラー服2]
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