とたんに胸の奥がキューンとせつなくなって、涙があふれてきた。やだもう、止まらないよ。鼻をすすって、涙を拭うと、
「抱いて、お父さん。いっぱい気持ちいいことして」
ディープキス。
それから首筋へのキス。首にキスされるのって、すごく気持ちいい。ゆっくりと丁寧に舌で愛撫される。お父さんはわたしに体重をかけないよう片ひじで体を支え、もう片方の手でわたしの肩や腕を愛撫してる。
お父さんのアレがわたしの下腹をツンツンする。お父さんはもう準備できてるんだ。でも、焦らず愛撫を続けてる。わたしの体の中で波が高くなっていく。
「大好きだよ、莉子ちゃん」
耳元で囁かれた。
耳たぶに唇が触れた。くすぐったいような、ぞくぞくするような感じ。
「莉子ちゃんって、いい匂いがする。かわいいよ」
どきどきするようなことを囁かれながら、耳たぶを甘噛みされた。
「あん……」
「感じてるの? ぼくの莉子ちゃん」
「バカ……」
お父さんの手がそっと乳房を掴んだ。包みこむように優しく揉む。
またキスされた。舌を吸いだされて、甘噛みされた。お父さんが舌を伸ばして、わたしの口の中を舐めた。ゾクゾクしちゃう。
波がどんどん高くなっていく。
体の力が抜けて、頭の中が朦朧としてきた。全身が快感に包まれていく。ときおり、体がピクンピクンと跳ねる。
「お父さん……、もう……とろとろだよ……。来て、お父さん。したいよ……。もう、がまんできないよ」
抱きしめられてキスされた。
お腹とお腹をくっつける。乳房が圧迫される。もっと密着したい。
お父さんのアレがわたしのアソコにあてがわれた。
「好きだよ、莉子ちゃん。いっぱい気持ちよくなろうね」
お父さんのキスを求める。
アレが入ってきた。
お父さんにしがみつく。
また、ひとつになれるんだ。
さっきのセックスとは違ってることがある。お父さんはわたしを娘だとわかって抱いてくれてるってこと。血のつながった娘だと承知した上で、わたしとセックスしてくれてるんだ。それがうれしい。
娘だと打ち明けたらどうなっちゃうんだろうって不安だったけど……。
結局、心配することなんてなかったんだ。
アレが奥まで入った。
コンコン当たってる。
息をするたび、わたしのアソコがお父さんを包みこんで締め付ける。
ねえ、お父さん。わたし、お父さんのことも気持ちよくしてあげられてるかな?
わたしの体が好き?
お父さんはピストン運動はせずに、アレを奥に押し付けてくる。アレの先端が、わたしの奥のほうを押してくる。
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