レオくんはにっこり笑うと、あたしの股間に載せたシュークリームをてのひらで押さえた。シュー皮が破れて、ぷにゅっとカスタードクリームが飛び出した。クリームは冷たい感触とともに、あたしのスリットを伝って下へ流れていく。
「奥さんのココ、つるつるですね。テイモウしてるんですか?」
「ていもう?」
「ココの毛を剃ってるんじゃないんですか? ご主人の趣味?」
ああそうか、『剃毛』って漢字はテイモウって読むんだ。
「それは生まれつきなの」
あたしはパイパンだった。中学生のころは恥ずかしかったけど、いまはよかったと思ってる。則夫さんが気に入ってくれたもん。
「実はぼくもレーザー脱毛してるんですよ」
レオくんがシュークリームを弄びながら言った。そういえばレオくんの体にはムダ毛はまったくない。脇もスネもつるつるだ。
「もっとよく見せてください、奥さんの大切なところ。じゃまな毛がないから、すごくきれいですよ。かわいいな。きれいな桜色ですね。あまり使い込んでないんでしょ? ご主人とは週に何回くらいセックスしてるんですか?」
レオくんが手に力を入れた。大量のカスタードクリームが溢れでた。レオくんはそれをあたしの股間に塗りつける。
「ああん、ちょっとレオくん、いたずらしないで」
「答えてください。週に何回です?」
「あう、二回……、かな……」
「新婚さんにしては少ないですね。それで寂しくなって、ぼくを部屋に引き入れたんですか? いけない奥さんだな」
「そ、そんなんじゃないもん」
いや、どうだろう。あたしの乏しい男性経験からすると、則夫さんはセックスがうまいほうなんじゃないかな。少なくとも、あたしを初めてイカせてくれた男性だもん。ただ、もう少し激しくしてくれてもいいのに、とは思う。正常位以外の体位も試してみたい。セックスにはもっともっと奥深い世界があるんじゃないかとも思う。則夫さんがあたしをとっても大切にしてくれているのはわかるのだけど、もっと乱暴に欲望をぶつけてくれてもいいのにな、と思っていた。
だから不倫に刺激を求めてしまったのかな。
あたしは結婚生活に不満があるのかな。
「ぼくにまかせてください。連れていってあげますよ。奥さんがまだ知らない、とっても気持ちのいい世界へ」
そう言って、レオくんが唇を重ねてきた。キスをしながらあたしのアソコを指で愛撫する。カスタードクリームがねちょねちょと音を立てて、あたしの愛液と混じり合った。
「あっ、いやん、あんっ」
「もう下着も脱いじゃいましょう」
レオくんはクリームのついていないほうの手で、あたしのベビードールをまくりあげ、頭から脱がせると、ベッドの下に投げた。
そしてレオくんはあたしを押し倒した。あたしは両手にシュークリームを持ったままだ。暗示にかかったように手放すことができない。
「奥さんのおっぱい、大きいのにぜんぜん垂れてないし、形もきれいですよ」
「はううぅ」
あたしは恥ずかしさに身を縮こまらせた。
その様子に満足したように、レオくんはブリーフを脱ぎ捨てた。レオくんの股間には陰毛がまったくなかった。脱毛していると言ってたけど、ほんとに子供のようにつるつるだ。だけど、股間についているモノの形は大人のもので、大きくそそり立っていた。
アレの形って男のひとによって微妙に違うんだよね。レオくんのソレは、先端はつやつやしたピンク色で、則夫さんのモノより小ぶりで長さも普通だと思うけど、カリの大きさは十分だ。あんなので中を引っ掻き回されたら……。
はううぅ。
もちろん大きければいいってものじゃない。大きすぎるとアソコを傷つけられそうで怖いし。理紗子もそう言ってた。でも理紗子に言わせると、やっぱり長いほうが気持ちイイらしい。レオくんのはどうかな?
[新婚不倫]
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