第1話 放課後のプリンセス (11)

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オナニーでGスポットは開発してるから、いまではクリトリスの何倍も感じる。村岡さんも慣れているのか、すぐにGスポットを探り当てた。

指の腹でくいくいと押したり、円を描くように動かしたりする。いろんな愛撫を試しながら、あたしがいちばん感じる方法を探してる。

アソコの全体が気持ちよくなってきた。おしっこしたいような感じの快感がふくらむ。

「はうううぅぅぅっっ!」

とうとう村岡さんがGスポットを本格的に攻めてきた。指でぎゅうぎゅうと押されるたび、脚ががくがく震える。

それなのに、クリトリスと乳首への愛撫も続けられて、突き抜けるような快感に、全身がビクンビクンと震える。

「いやぁ、いやっ……、イクっ、ああっ、んんっ……」

あまりの気持ちよさに泣いちゃいそう。

「はぁうぅぅっ! ああっ! あうっ! いいっ、いいぃっ!」

シーツを思いっきりつかんで、背中をのけぞらせ、悲鳴のような声をあげた。

すぐに全身の力が抜けて、快感に満たされた。

頭の中が真っ白になった。

そのまま何も考えることができず、村岡さんのなすがままに愛撫を受け入れ、ぴくぴくと体を痙攣させた。

高原状態がどれくらい続いたのかわからない。

村岡さんが指を抜いてくれたときには、息も絶え絶えだった。

胸の奥がせつなくて、涙がにじんでいた。

まだ体は快感にひたったままだ。

抱かれたい。

早く入れてほしい。

きゅっと抱きしめられた。村岡さんのあたたかい体温を感じた。

「来て……、お父さん」

村岡さんは体勢を変えて、自分で用意していたコンドームをすばやく装着した。

あたしが脚を開くと、村岡さんがその間に入って、正常位で体を重ねてきた。肩を抱かれてキスされ、互いに微笑みを交わした。

村岡さんのアレがあたしのアソコに押し付けられた。

太さも長さも標準サイズだけど、力をこめた筋肉のように硬くなっている。

体の力を抜いた。

ゆっくりと先端が中に入ってきた。

敏感になっていたアソコが村岡さんのアレに刺激されて、ぞくぞくするような快感を生み出す。

「あ……」

ちいさく声を上げて、村岡さんの肩を両手でつかんだ。

村岡さんが動きを止めて、あたしの様子をうかがった。あたしは目を閉じて、つばを飲み込んだ。

痛がってるわけじゃないと見て取ると、村岡さんはゆっくりと腰を前に進め始めた。

「う……、あう……、はあぁ……」

アソコを押し広げながら、アレが奥へと入ってくる。

ゆっくりと優しく。

アソコから快感が湧き出して、全身に広がっていく。

村岡さんの肩をつかむ手に、思わず力がはいる。

挿入されるときの感じって、大好き。

気持ちいい。

村岡さんはあたしの唇や首筋にキスをし、あたしの名前を呼んでくれた。

名前を呼ばれるたび、あたしのアソコが村岡さんを締め付ける。

もっともっと愛されたい。

もっともっと深く繋がりたい。

「あん……、好き……、大好き……」

とうとうアレの先端があたしのいちばん奥に届いた。

あたしの体が村岡さんのアレを包み込んでる。きゅうきゅうと締め付けてる。

村岡さんがあたしを抱きしめて、ディープキスをした。あたしも村岡さんにしがみついて、キスを返した。

「沙希……、お父さんはダメな父親だな。親子なのに」

「ダメじゃないよ。すごく気持ちいい」

あたしの中で村岡さんが脈打ってる。ゆっくりと腰を動かし始めた。中をかきまぜるようにアレを回転させてくる。

「はううぅっ、あん……、ああっ……」

「沙希、お前が好きだ。お父さんを許してくれ」

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