ヨハネ20:1-2

 イエス様の復活

2022年 4月 16日 横笛の響き コンサート挨拶

イエス様の復活

聖書 ヨハネによる福音書20:1-2

  今日は、このコンサートで「教会」においでくださって、ありがとうございます。経堂バプテスト教会の牧師の藤原と申します。

 教会では、明日「イースター」(復活祭)を迎えます。イエス様の復活を祝う日です。イエス様は、約2000年前の今週の金曜日に十字架にかけられて亡くなりました。そして、日が沈む前に墓に置かれたのですが、3日目の日曜日に復活されました。 その復活の朝の聖書の記事です。読みますから聞いてください。

 聖書 ヨハネによる福音書20:1-2

『20:1 週の初めの日、朝早く、まだ暗いうちに、マグダラのマリアは墓に行った。そして、墓から石が取りのけてあるのを見た。20:2 そこで、シモン・ペトロのところへ、また、イエスが愛しておられたもう一人の弟子のところへ走って行って彼らに告げた。「主が墓から取り去られました。どこに置かれているのか、わたしたちには分かりません。」』

 

 このように、「イエス様の復活」の記事には、直接的な証言はありません。しかし、「たしかに墓の中に入れたのに、そこには遺体がなかった」こと、「そのあとで、弟子たちの前に現れた」ことの間接的な証言はあります。それ以上の証明できる事実はないのです。それでも、イエス様を信じた者が自分の体験を「証」(信仰告白)することによって、復活を語り伝えているのです。実際あったかどうかを証明できませんが、私たちクリスチャンはイエス様の十字架の死からの復活を信じています。イエス様は、その十字架の死によって私たちの罪を贖いました。そして、イエス様ご自身の復活によって、永遠の命が与えられたのです。イエスさまは、私たちを愛していますから、一方的に私たちに恵みを与えてくださっています。

少しだけ、聖書のお話でした。残りの時間も、バロック時代の音楽でお楽しみください。