ルカ2:8-16

クリスマスのお話2023 

2023年 1223日 主日礼拝     

 「クリスマスのお話2023」(ラソンブレ同好会 カフェでのお話)

聖書 ルカ2:8-16

 クリスマスおめでとうございます。教会では、24日(日)は10時半からクリスマス礼拝、夜7時からキャンドルサービスを守ります。どなたでも、どうぞご参加ください。


 クリスマスというと、お店でも讃美歌やクリスマスキャロルが流れますが、讃美歌は教会で歌うために作られ、キャロルはダンスを踊るために作られました。たとえば讃美歌の「きよしこのよる」とか「もろびとこぞりて」もクリスマスキャロルと呼ぶようですが、これらの曲は伝統的なキャロルではありません。一方で「牧人ひつじを」や「荒野のはてに」は、伝統的なキャロルですし、讃美歌でもあります。

 今日は伝統的なキャロルから「牧人ひつじを」を印刷してきました。これは、The first Nowell(最初のクリスマス)との題がついていますように、イエス様誕生のときにおこった出来事を歌ったものです。

1番がイエス様が生まれることを天使が羊飼いに伝えた場面です。2番は、羊飼いたちがベツレヘムの町でイエス様をみつけた時の光景です。3番が占星術の博士たちが星空を見て、ユダの国の王子が生まれたことを知り、尋ねるために旅に出た場面、そして4番がイエス様を見つけて、礼拝する場面です。そして、献げ物は、黄金と乳香、そして没薬です。金と香料は献げ物としてふさわしいのですが、相応しくないのが没薬であります。マイラという薬草で、葬りの時に使います。つまり、このときすでに、十字架による死によって、人々を救う方であることが示されていたのです。