2025年 2月 15日 チャペルコンサート8 挨拶
『神にのみ栄光あれ』
聖書 ローマの信徒への手紙5:2
今日は、おいで下さいましてありがとうございます。 経堂バプテスト教会の牧師の藤原と申します。この教会では、2021年からチャペルコンサートを始めまして、今回は8回目です。
さて、プログラムにバッハの曲があります。バッハは、作曲を終えると、楽譜にSDGと書きました。SOLI DEO GLORIA の略で、日本語では「神にのみ栄光あれ」という意味です。バッハは、ルター派の教会である聖トマス教会のカントルであったとともに、敬虔なクリスチャンでした。ですから、祈りをもって作曲し終わると、ルターが推奨した五つの言葉(5つのソラ:ソラとは「のみ」の意)の5番目の「神の栄光のみ」を書きました。ルターは、ローマ書の講義をするにあたって、5つの「のみ」が核心だと考えました。「聖書のみ」、「信仰のみ」、「恵みのみ」、「キリストのみ」、「神の栄光のみ」です。
そのとき、ルターが読み解いていたであろう聖書の記事をお読みします。
ローマ『5:2 このキリストのお陰で、今の恵みに信仰によって導き入れられ、神の栄光にあずかる希望を誇りにしています。』
少しだけ、聖書を紹介しました。今日はゆっくりと 演奏をお楽しみください。