エル2:23

雨は神様の霊

2020年 7月 15日 デュオ・リュタン コンサートの挨拶主日礼拝 

雨は神様の霊

聖書 ヨエル2:23      

経堂バプテスト教会の牧師の藤原と申します。今日は、おいで下さいましてありがとうございます。梅雨の盛りなのでムシムシすると思いますが、熱中症にならないよう、合間で水分の補給をお願いします。


 今日は梅雨にちなんで、聖書で雨がどういう意味を持つのかを お話したいと思います。一か所だけ、雨にかかわる聖書を読みますので、聞いてください。

ヨエル書『2:23 シオンの子らよ。あなたたちの神なる主によって喜び躍れ。主はあなたたちを救うために/秋の雨を与えて豊かに降らせてくださる。元のように、秋の雨と春の雨をお与えになる。』


 キリスト教の源流であるユダヤ教は、中東の国々に始まっています。ですから、雨は貴重でありました。そして、雨が降ることは、神様の霊が降ることを象徴します。最初の雨は、秋。つまり、麦を植える頃の雨が秋の雨です。そして、春は収穫の頃の雨です。雨が降って豊かに麦が実るように、神様の霊が私たちの必要を備えてくださる。その思いが、聖書の雨に表されています。


 少しだけ、聖書を紹介しました。これからの時間、バロック音楽でお楽しみください。