要点を探す癖を身につける


全ての科目に共通する勉強となりますが、

要点を探す訓練を意識して行いましょう。



数学の問題文の途中途中で、

大事な箇所を〇つけするなどの

方法もそうですが、これを

英語や社会でも率先して

やってみて下さい。



英語ならば、教科書の本文で、

主語は何か、どこに書いてあるか、

動詞は? 目的語は? 補語は?

過去形なのか? 現在形なのか?

現在進行形なのか?



社会なら、いつ、どこで、誰が、

何をどうやってしたのか?



国語なら、もう一歩踏み込んで、

主人公はどう思ったのか?

筆者は何を言いたいのか?



そのように、要点を探す訓練を

していると、自然と頭の中で、

5W1Hを整理するようになります。


※5W1H

Who(誰が) What(何を) When(いつ) 

Where(どこで)How(どのように) 

Why(なぜ)したのか



教科書はこの構成がしっかりしている本です。



物事を説明する時は、

大抵この5W1Hの構成で

文章が作られています。



そして、今後社会に出て、

誰かに何かを説明する時、

この構成で説明しなければ、

誰にも話しが通じません。



中学、高校と、上がるに従い、

難しい表現や言葉が増えてきますが、

この5W1Hの要点をつかめるように

なっていれば、どんなに難しい

言葉・表現で書いてある本をよんでも、

理解できるようになります。



例えば、英語で、use(動詞:使う)

という単語を知らなくても、

要点をしっていたら、以下の文章を

なんとなく訳すことができます。



He uses the pen.


彼はペンをusesする。



これは、英語で主語、動詞、目的語の関係が

わかっている方ならこのように訳すことが

できます。



さらに、三人称単数形の場合、

動詞にsが付くことを知っていれば、

usesは「use」という単語・動詞

なんだろうと、予想ができる。



この能力が身に付くと、

どんな科目でも、問題でも、

なんとなくこうじゃないだろうかと

見当をつけることができます。



このようなことができるように

なることが本当の勉強だと思います。



これは社会に出てから、

身につけようと思ったも、

なかなか身につかないことです。



学生のうちから、習慣づけて

おくことをオススメします。