高校生の勉強の仕方
~数学編~
高校生の数学の勉強の仕方ですが、
基本的に、積み重ねの勉強が必要な英語、数学に関して、
高校“から”、高校で習う数学“から”始めるというは、
不可能に近いと思います。
中学時代に習った“基礎”が“当たり前”のこととして、
身についていなければ、授業ではついていけません。
そして、おそらくどんなに詳しく解説の載っている「教科書」や「参考書」を見ても、
点数に反映されにくいのが、高校で習う数学だと思います。
特に、中学時代、「例題問題」をちょこちょことやれば、ほとんどの問題も解ける、
と思っている方、そして実際にそれでそこそこの点数がとれて“しまった”方は、
気をつけて下さい。
高校の数学では、その「例題問題」すら、「途中式の行間」で戸惑うことになることが、
多々あります。
その「途中式の行間」に略されているほとんどのことは、
「中学時代の数学」の「当たり前」の知識です。
授業の時の、先生の板書もそうなります。
上の途中式から、なぜ下の途中式のようになるのか。
それがわからなくなっていきます。
さらに高校の数学のテストになると、すでに経験済みかもしれませんが、
「問題の意味」すらわからない、「解法の糸口」すら考え付かないということが
増えてきます。
そこでほとんどの方が、この高校数学の点数を落していき、
20・30点が当たり前、ひどいと数点といった、1ケタ台の点数を
取ることになります。
全般編でも書きましたが、嫌だろうが、不得意だろうが、苦手だろうが、
高校からは義務教育ではありませんので、「単位」を、「成績」を、
「テストの点数」を取らなければなりません。
先生の教え方が悪い、用意された教科書・問題集がわかりにくい、
テストが難しすぎるなど、“どんな”言い訳をしようと構いませんが、
「それ」で、駄々をこねて、「進級・進学」がまかり通るほど、
高校は、いえ、高校以降の大学、社会、会社でも甘くないです。
受験がなかった中高一貫校生は、この傾向に陥りやすいので、
少し厳しめに、きつめに書かせて頂きましたが、
それほど、この高校からの数学の勉強は、きちんとやらなければならないものだと、
再認識してほしいです。
高校数学で「要領」や「効率」を求めることは、ほぼ不可能だといえます。
もちろん、「中学時代の数学」の知識が当たり前のこととして、
さらに、それらを応用するのも慣れていて、その上、高校でも
気を抜かずに、一定量の「問題数」をこなしている方であれば、
テスト前にそれほど焦ることなく、「要領よく」「効率よく」、
点数を、成績を取れます。
具体的な勉強の続きは・・・
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