勉強する環境の整え方
~人物編~


勉強する環境の整え方第四弾は、道具編です。



時間、場所、人物と整えてくれば、もうそこまで、

道具にこだわる必要はないのですが、

勉強に限らず、何かを始めるに、まず道具から

こだわる方がいますので、書かせて頂きます。



道具が無いと、あるいは良い物でないと、

(やれない・できないと)考える方が

多いように思われますが、私のような古い人間は、

道具にこだわらず、無ければ無いで知恵を使って、

悪いもの・古いものなら、直して修理して、修正して、

自分にあったものを作ってと、考えてしまいます。



道具一式を揃える、新しいもの、最新のもので

取り揃えるのと上記のものとで、どちらが良いかの

議論をするつもりはありませんが、

古い・新しいものにせよ、良い・悪い物にせよ、

道具にこだわるならば、“使いこなせ”なければ、

全くの無意味、無用の長物となってしまいます。



必要最小限(身近にあるもの)で留めるか、

最先端の道具で便利・効率を追及するのか、

どちらでも構わないのですが、どちらでも、

やってやり切る、使い切ることを前提に、

目標にしなければ、どんな道具を使おうが、

結果は同じだと思います。



学校の勉強で言えば、思いつくのが、

ノートや参考書・問題集、筆箱から

ペンなどの小物、また、概念的にはなりますが、

問題解法のための、受験用のテクニック、

裏技なども挙げられます。



さらに、広義的に捉えれば、

学校という道具を使うのか、

予備校という道具を使うのか、

といった、大きな意味での環境

(勉強するための道具=施設)を

どう使うのかとも言えます。



一流の学校と予備校に通い、

一流のノートや参考書、文房具を取り揃え、

一流の講師の授業で、問題解法のための、

受験用のテクニック、裏技を教わっても、

それを『1・2回』、あるいはたかだか

『数回』行ったところで、使ったところで、

身に付ける、覚える、使いこなせる、

忘れることは無い、といったことは、

“一部の天才”を除いて、ありえません。



一部の天才と書きましたが、

むしろそういった一部の天才の方は、

そういった天才こそは、道具にこだわらないで、

どんな道具(環境)でもやってのけるからこそ、

天才と呼ばれる所以だとは思いますが。



それはさておき、要するに、どんなに最高の道具を

取り揃えようとも、普通の人間が、たかだか

『1・2回』『数回』で、できるようになることは

ありえないということです。



であれば、そこまでこだわる必要はない

と思いますが、その『1・2回』『数回』すら

やる気になれないという、勉強する環境が

“無い”という方は問題になってきます。



なんともな話ではありますが、

道具にこだわる以前の問題にいる方が、

昨今は多くなってきたと思われます。



また皮肉なことに、そういう方ほど、

やたら道具にこだわりたがる・試したがる

ものですが、皆さんはいかがでしょうか。



便利なものが増えてきたので、それらに

すぐに飛びつく・試したくなるのが

人間の性かもしれませんが、勉強においては、

あるいは、皆さんの将来・未来・夢においては、

それは、あまりプラスに働かないかもしれません。



新しいものを試しては飽きて、

また新しいものを試してはの繰り返しで、

『やった』『出来た』『やれる』『出来る』気になって、

満足して、現実はうまくいかない。



こんなことを繰返している限り、現実の評価、

学校の勉強で言えば、定期テストや入試テストで

点数が取れません。



具体的な勉強の続きは・・・


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