自分のルーツを知る


若いうちは歴史を知ることを

オススメします。



自分の好きな歴史上の人物を

調べることもいいですが、

できれば、自分のルーツを

調べると面白いと思います。



夏休みや冬休みなどの長期休暇の時なら、

お父さん、お母さん、特にお母さんと

一緒の時間が多いと思います。



お母さんの手伝いをしながら、

いろいろ聞いてみると

面白いと思います。



いつ、どこで生まれたのか、

どんな学校に行っていたのか、

学生時代、どんなことをしていたのか、

どんな教科が得意・不得意だったのか。



女の子だったら、恋愛話なども

面白いと思います。



昔好きだった人はどんな人だったのか、

初恋の人はどんな人だったかなど

お母さんはイキイキと話してくれると

思います。



ぜひ、普段聞かないようなことを

どんどん聞いてみてください。



そしてお盆などで田舎に行ったら、

おじいさん、おばあさんにも

聞いてみてください。



意外なことかもしれませんが、

こういったことは、

子供の頃にしか聞けないです。



大人になると、自分のことで

精一杯だったり、自分の子供や

友人のことなどで悩むことが

多くなるからです。



子供の何気ない質問だからこそ、

大人は面白おかしく話してくれるでしょうし、

こういったことは、自分から聞かない限り、

大人は絶対に話してくれません。



普段だったら、そんなくだらないこと

聞いている暇があったら、

勉強しなさいと言われるでしょう。



休みで、宿題が終わってるからこそ、

これを何気なく聞くことができると思います。



聞いていけば、わかると思いますが、

自分の癖や考え方と同じところや、

違うところがあったりします。



時代が違うのもありますが、大抵の方は、

その家族の、その家系の環境によって、

大きな意味で、考え方が似ています。



ほんの小さなことかもしれませんが、

例えば、食べ物の好みとか、食べ方などは、

大抵似かよります。



もし、自分と違うところがあったら、

なぜ自分と違うのか、なぜ自分は違ったのかを

考えるとおもしろいと思います。



よく、親の教えが悪かったからと

平然と言われるお子さんがいらっしゃいますが、

それは違います。



教え方に問題が全くなかったとは言いませんが、

少なくとも、親御さんは親御さんが習ったことを、

子供に自然に教えています。



意識的に変えない限り、

これは自然に行われることです。



つまり、自分が違った考え方をする時は、

自分の教わり方が悪かった、または教わる時に

適当に、都合の良いように考えて、

教わったと思い込んでいることが多いです。



しかしながら、これは大人になってから、

教えに気づくことが多いので、

今はまだ、教えが悪いと思ってもいいでしょう。



ですが、これだけは間違えないでほしいのが、

親の教えが悪かったから、自分勝手に

間違ったことをしても、それは

親の問題だと言い張ること。



この理屈が通るのは成人するまでです。



成人して、これを言ってしまっては、

人生が終わります。



自分の人生は自分で決めるのに、

責任は自分の家族にあると言い張って、

世間が認めるほど、甘くはありません。



後半が、説教のようになってしまいましたが、

ぜひ、自分のルーツ、親御さん、

おじいさん、おばあさんを知ってみてください。



余力があれば、友達のことを

知るのもいいと思います。



長期休み中は宿題が終わってしまえば、

時間に余裕があると思います。



ぜひいろいろなことに

チャレンジしてみてください。