一学期中間テストを終えてもたんたんと進む授業


中間テストを終えても、あるいは

テスト前でも、授業はたんたんと

進んでいると思います。



気付いたら、あっという間に

進んでいた、と思うのは、

皆さんの勝手です。



皆さんの思いや気持ち、

テストを終えてほっと一息、

少し休憩、休ませてくれ、

なんてことは、学校は先生は

関係ありません。



4月の時点で皆さんと

親御さんと約束した

シラバス(授業計画)の通りに、

期末テストに向けて、たんたんと

進めてきます。



もう一つ、付け加えさせて頂きますと、

この中間テストで、個人的に悪い結果と

なっただろうが、関係ありません。



その方に合わせて、授業計画を見直して、

改変して、授業を遅らせる、程度を下げる、

ゆっくりやるなどということは

ありません。



私立校・中高一貫校の場合、

むしろその逆、そういう方を

ふるい落とすかのように、

授業はたんたんと進み、

気付いた時には

その方は置いてけぼり、

さようならという

状況・状態になります。



テストが終わった方は、

テストが終わってから、

授業が、教科書の内容が、

どのくらい進んでいるか、

わかっていますか、

気付いていますか。



テスト前の方も、今授業で

やっている範囲が、

中間テストの範囲じゃ無いからと、

思っているかもしれませんが、

それは『期末テスト』の範囲となる

自覚がありますか。



私立校・中高一貫校の授業は

たんたんと進みます。



いちいち、皆さんに、

『わかっているかどうか』

確認しながら、授業を

進めてきません。



『(これから習うことを)わかること』

『(今まで習ったことは)わかっていること』を

前提に話をどんどん進めていきます。



この一学期中間テストから

期末テストまでの期間は、

学年で最もそういう期間に

なると思います。



なぜなら、中間テストから

期末テストまでの期間が

異常に短いから。



1ヶ月ちょっとで

すぐにテストなりますから、

先生も気を抜いていたら、

シラバス(授業計画)に書いていた

計画通りに行かなくなるので、

ある意味、学校の先生にとっては、

一学期最大の山場の期間となります。



そして、大人になるとそういったこと、

期間の対応策を知っています。



それは、淡々と“滞り無く”

授業を進めることです。



この時期ともなると、先生は、授業中、

本当に『何も言わなくなる』でしょう。



4月、5月までは、“優しく忠告”して

くれていたでしょうが、6月は、

忠告はおろか、そういった問題を起こす

生徒を無視するくらいの態度で、

とにかく『仕事』を済ませる

ことでしょう。



先生の仕事は、皆さんのしつけや

相談に乗ることではありません。



その学年での修学に

必要な授業を行うことです。



そうなれば、忙しくなってくる時期、

先生は『仕事を全うする』のが

当然であり、それが先生としての

最低限の義務でしょう。



そして、そこで皆さん、生徒側の義務は

どうなりますでしょうか。



そんな先生に

文句を言うことでしょうか、

拗ねて寝ることでしょうか、

反抗して授業の邪魔をすることでしょうか。



それを続けている限り、進級・進学は

厳しくなっていくことでしょう。



皆がやっているからと言われる方は、

“いずれ”そのしっぺ返しを

くらうことになるでしょう。



話が脱線してしまいましたが、

テスト前、テスト中、テスト後の

状況・状態にある方と

入り乱れているとは思います。



ですが、この時期の“授業”の意味を

再度意識して、授業についていける

ようにしておくことをオススメします。



この時期、たった3・4週間の

授業のツケが、必ず期末テストに

出てきますので、気をつけて下さい。