先生の教え方との不一致に気を付ける


私立校・中高一貫校の場合、

学校の先生のやり方(教え方)が

絶対となります。



塾や家庭教師からはこう言われた、

習ったということでも、

学校の先生によっては

それを正として見ない場合もあります。



多くの私立校・中高一貫校が、学業だけでなく、

生活指導や人生教育に力を入れています。



その考えのもと、先生も指導していますので、

学校以外の所で習ったことで自分勝手に

振舞うことを、毛嫌いする先生もいます。



塾としては、この学校の先生の教え方との

不一致だけは避けたいです。



進学校であれば、最終的には

受験で合格してしまえば、

勝てば官軍の考え方で構いません。



しかしながら、私立校・中高一貫校の場合、

成績の積み重ね、テストの積み重ね、

授業の積み重ねが、最終的には

進学・進級の材料となります。



子供達は、素直ですので、

こっちのやり方のほうが楽だ、

こっちのやり方が正しいといって、

先生に喧嘩腰でつっかかることがありますが、

学校の先生なりの考えがあって、

その方法をあえて教えなかった

ということもありますので、

学校の先生の教え方との不一致が起こると、

子供達が混乱します。



塾ではこうやるのが正しいと言われたのに、

学校の先生はダメだと言う。



自分の中でも塾のやり方が

楽で正しいやり方だと思い、思い込み、

正しいことをしているのに、

それを認めない学校の先生が

おかしいという結論に至る。



これによって、学校の先生の教えを

ないがしろにして、授業を聞かなく

なったりしますが、これは大間違いです。



結果として、テストの点数、成績を

下げてしまうことになります。



勉強や答えの導き方に必ず正しいと

言われる・思われるやり方はありませんが、

テストで点数をとる、成績を上げるには、

学校で習ったやり方が必ず正しいと言えます。



逆に言えば、学校で習ったやり方とおりに

やっておけば、間違えることがないともいえます。



正確に書きますと、学校内で、学校のテストで

間違えることがないということですが。



塾に限らず、自分で予習をする際にも、

ぜひこのことに気をつけて下さい。



混乱することのないように、

最後にもう一度書きます。



“私立校・中高一貫校”の場合、

“学校の先生から習ったこと”が、

全てにおいて“正しい”ことになります。



塾の先生、家庭教師、親御さん、

他の誰から教わったことでも、

それがどんなに楽で、

早くできるやり方でも、

学校の先生のやり方と“異なって”いれば、

“学校のテスト”では間違っていることに

なります。



進学校の場合では、こういったことを

気にしないでもいい傾向はありますが、

高校・大学付属の私立校・中高一貫校では

こういったことを気にしないと、

テスト・成績が上げることが難しいです。



ぜひ気をつけて下さい。