年間予定表を確認する


新学年が始まったら、

一年間の学校行事の予定表をもらったと思います。



この予定表をよく確認して下さい。



まず、各学期の中間テスト・期末テストには

チェックをして下さい。



いつからいつまでなのか、

曜日の確認もしておきましょう。



次に休み(授業がない日)を

チェックしてみてください。



そうすると、中間テストまでに、何日授業があり、

各科目の授業時間が何時間あるかがわかります。



実際には、時間割が急遽変更になったりしますので、

正確には出せませんが、大体の時間は出せると思います。



そうすると、中間テストまで、期末テストまでの

期間で、主要5教科は各科目20~25時間、

他の科目は10~15時間ぐらいで

あることがわかると思います。

(“次のテスト”があるまでの間の授業時間を

算段しております)



こういった確認をせずに、授業が延々と

続くかのような感覚で、

毎時間を過ごしてしまいますと、

テスト前にあせることになります。



大体ですが、授業時間は上記の時間以上でも

以下でもありません。



当然のことですが、この時間は皆さんに

平等に与えられた勉強時間です。



その“時間内”は否が応でも、

勉強する時間として強制されています。



学校で勉強なんかしてやるかという態度で、

授業を臨むのも結構ですが、

仮にどんなに反抗しようが、どんなに嫌がろうが、

先生が嫌いだ、学校が嫌いだ、

勉強が嫌いだと言っても、この時間を

変更することはできないのが事実です。



それならば、その“時間内”だけは、

勉強する、勉強しようとする、

勉強しているかのような、

頑張っているかのような姿勢を

見せましょう。



逆に言えば、その“時間”に、その“時間”だけ、

わざわざ成績を下げるような態度を

取る必要がないことは、自分自身で

よくわかっていると思います。



どんなに学校が嫌で、先生が嫌でも、

勉強が嫌でも、この時間だけ耐え凌げば、

成績が下がるようなことはないはずです。



こういった、自分が何を

どれくらいの時間やるのか、

その上で、自分がどうしていくのかがわかる、

計画を立てやすくなっているのは、

人生で学生時代までです。



学校を卒業すると、自分の人生の全ての予定を、

自分で立てて、自分で実行していくことになります。

誰も何も言ってくれませんし、

ましてや年間の予定表など渡してくれません。



学生時代のうちから、年間の計画の立て方を学び、

その計画・予定に対して自分がどうやって毎日を

過ごしていくのかを学んでおきましょう。

これは必ず将来役立つ勉強となります。



ぜひ試してみてください。