二学期は連休中に自分の実力を図っておく


二学期が始業して、二週間も経過すると、

そろそろ、自分の今の実力、

学力がどうなったのか、

どうなっているのか、

わからないまま、淡々と

授業を、宿題を

こなしてきていると思います。



休み明けテストの結果も、

“そこまで”悪くなければ、

そして、まだそれほど授業も

進んでおらず、ただただ

日々を過ごしているのに

飽きてきていると

思いますがいかがでしょう。



そんな日々に

リフレッシュをしたり、

英気を養うために

ゆっくり休んだりするのも

良いとは思います。



ですが、もし、一学期の結果、

休み明けテストの結果に

一抹の不安を覚えるようであれば、

もう一度、一学期中間・期末テスト、

休み明けテストをテスト形式で

行ってみることをオススメします。



本来、テストは、本番に対しての

テスト(=お試し)という

意味合いを持つのですから、

『試す』のは、何回やっても、

何度やっても、良いはずです。



最終的に受験であれば、

本番は『入試』の一回で

全てが決まることから、それこそ、

『学校の定期テスト』の結果すらも、

一切、左右されないといえます。



しかし、私立校・中高一貫校においては、

その学校での“定期”テストの結果が、

『記録』された上に、その審査・評価が、

進路、進級・進学に関わることに

なるのですから、学校での定期テストが、

ある意味『本番』だということになります。



そうなると、その本番に控えて、

『模試』のように、テスト(お試し)を

していかなければ、自分の実力を図るのが

本番当日、つまり、定期テストそのものとなり、

そのまま、その実力、学力が審査・評価され、

さらには進級・進学の合否にまで

影響することになります。



私立校・中高一貫校生の場合、

『受験なく』高校・大学に進学

“出来る”ものという意識が強いためか、

夏休み明けのテストもそうですが、

こうした本来、本番のテストとなる

『学校の定期テスト』のことを、

受験生の模試感覚で、その時々の

合格判定を図るもの程度に

考えているように思われます。



“たかだか”学校の定期テスト“ごとき”の

意識からの油断なのかもしれませんが、

“たかだか”“ごとき”でも、その一回一回が

『記録』され、積み上げられ、成績が、

さらには進級・進学の合否が決まる

という意識を持たない限り、

進級・進学の『本番』となる、

この“たかだか”学校の定期テスト“ごとき”が、

なかなか点数が取れずに、

進級・進学出来ないことが

決まっていくことになります。



そのことが、わかるのは、

進級・進学出来ないと

『なってみてわかる』ことでしょうが、

そうなったが最後、もう、“通っている学校”での

進級・進学を取り戻せることは

ありませんので、気を付けて下さい。



この夏休み、二学期と、

『一学期の反省』をし、

自分なりにでも、自分的にでも、

『頑張った』『頑張っている』

というのであれば、そろそろ、

その『頑張り』が本当に

身についているものなのか、

足りているものなのか、

『一度受けた・解いた・見直した』

一学期の定期テスト、休み明けのテストを、

もう一度、テスト形式でやってみることを

オススメします。



本当に、本気になっているのであれば、

所詮は『一度』やっているテスト

なのですから、高得点はもちろんのこと、

百点満点だって、取れることでしょう。



なぜなら『一度』は

“やっている”ことなのですから。



もし、それで取れないということであれば、

わかるとは思いますが、『一度』やる程度では

(点数が)取れない、足りない、

(問題が)解けない、答えられない

という、『自分の実力、学力』を

証明してくれるものとなります。



『一度』はやった、見直した、

解きなおした“程度”では、

出来ない(点数が取れない)

ということがわかれば、

必然と、どうすればいいかは

わかることでしょう。



一度で足りなければ、二度三度、

それも、宿題のように、ただ、惰性的に、

作業をこなすのではなく、制限時間内に

より多くの問題を、早く正確に解く

演習、練習、訓練をしていかない限り、

“たかだか”学校の定期テスト“ごとき”でも

点数が取れずに、苦しむことになるでしょう。



そのことを知るためにも、

一度、過去のテストを

テストし直してみることを

オススメします。