授業でわからない・ついていけない箇所をチェックしておく


テスト一週間前まで、忙しい、やる気が出ない

という方も、自分が授業でわからない、

ついていけないという箇所くらい、

“わかる”でしょう。



この作業をサボって、

テスト一週間前になって、

自分がどこが“わからない”のか、

『わからない』となって、テスト勉強を

どうすればいいかわからない、

何をやればいいかわからない

という方が多いです。



それを避けるために、5秒考えて、

単語が出てこない、問題が解けない、

解き方がわからないという箇所を、

全てチェックすることをオススメします。



昨今、“考える”力、思考力や創造力を

大事にする傾向があるためか、

『よく考えること』=“絶対的に正しいこと”と

考えて、じっくりゆっくり“考える”ことで、

答えが導き出される、浮かんでくる、

出てくると考えている方が多いように思えます。



『明確な答えがない』、深い思考・思想を

求められるような問題であれば、

その考え方は正しいことでしょう。



しかし、失礼ながら、入試はもちろんのこと、

“たかだか”学校の定期テスト“ごとき”のことで、

そこまで求められることはまずありません。



仮に、国語や社会などにおいて、長文の記述を

求められる問題があったとしても、

その“議題”となる問題に関して、

事前に授業中に言われていることでしょう。



その場合は、事前に自分の考えを羅列して、

書いて、慣れておけばいいものですが、

そういった問題以外の“ほとんど”の問題は、

覚えている、わかっている、解いたことがある、

解き方がわかるのであれば、『5秒』で、

その答えを導き出される、あるいは

その解き方を実践できるものです。



それが出来ない=勉強していない=

覚えていない、わかっていない、

解いたことがない、解き方がわからないのです。



それを、覚える、わかる、解く、

解き方を理解するまでやらないから、

テストで点数が取れないと言えます。



特に、『範囲が狭く』、事前に“授業”で、

答えを、解き方を、教えてもらっている、

学校の定期テストにおいては。



逆に言えば、“これ”さえ抑えれば、

定期テストで赤点を取ることなど

まずありえないということで、

昔の諸先輩たちは、非常に要領良く、

点数を取り、成績を取っていました。



昨今は“これ”すらせずに、わからないから、

面倒だからと、『やらない』という選択を

する方が増えてきているように思えます。



ここまでを徹底してやるのは、

“時間的に”難しいという方もいるかと

思いますが、自分のわからない、

ついていけないと思える箇所を

チェックすること、さらに、

そのチェックした箇所を、

先生、友人に“聞く”、あるいは、

自分で答えを探すくらいのことは

出来るでしょう。



答えを探すのが面倒という方も多いですが、

今後はその作業こそが“勉強”となり、

さらに、手元にある、その小さな端末の中で、

簡単に探せる膨大な量の中から、

情報を取捨選択し、正解を導くことが

求められることになるでしょう。



知らないことは罪ではありませんが、

知ろうとしない、ましてや便利な道具が

あるにも関わらず、探そうともしない

という方には、今後、罪というよりも、

罰が与えられるようになっていくと

思います。



いろいろ“言い訳”したいことが

あるかもしれませんが、

今の時代を生きる皆さんは、

学校の勉強などの明確な答えが

あるものに対して、“答え”を見つけやすい

環境・状況にいるわけですから、

その作業すら、サボることに対して、

厳しい制裁を受けることになっても

致し方ないことになるでしょう。



塾でも、今、学校の授業で

教科書のどこをやっているのか、

テストの日程がいつなのか、

テスト範囲はどこまでなのか、

『わかりません』と堂々と

言われる方が多いですが、

その度に、君が手に持っている

便利な機械は何のためにあるのか、

それを使って、大事な情報を

保存しておくことが出来るのが、

友人知人に聞いて、素早い

コミュニケーションを取ることが

出来るのが、君たち世代の強みでは

ないのかと、言い聞かせることが

多いです。



しかし、ほとんどの方は、

スマホを“そういう”風に活用する

という概念すら無いことが多く、

ただのゲームやアプリなどの

端末として使っているように思えます。



今後の世界、社会が

どうなるかわかりませんが、

これからはこのスマホを、

ビジネスに、勉強にと、

『活用』できるようにならないと、

ただゲームや情報などに振り回される

『お客さん』『ロボット』と

なってしまうと思います。



そうならないためにも

『学び』『勉強』できる『人』に

なれるようにしておくことを

オススメします。