テスト範囲、覚えることは全て有限のこと


テスト勉強も佳境になってくると、

無限にやることがあると錯覚して、

手をつけたくなくなることがあります。



テスト科目の多さ、教科書・参考書、

問題集、ノート、単語帳とやることが

“無限”にあると思い、手が、頭が止まってしまう。



そこから逃げるために、

“息抜き”したくなるのかもしれません。



一つ前の日記では、テスト中の方向けに

書かせて頂きましたが、テスト期間中の方は、

“翌日テストがある事実”があるので、

息抜きするのを思い留まることができますが、

テスト前、テスト勉強中の方は、

“明日テストがあるわけじゃない事実”があるので、

後回し、先延ばしの息抜きに罪悪感を

感じないことが多いです。



週末が近づいてきている曜日だと、

“最悪”週末の“時間がある時”に、

“集中して”“ダァーと”やればいいと思う

傾向が強くなるでしょう。



今までの“経験”、“結果”をよく思い出して、

踏みとどまって下さい。



それでうまくいったでしょうか。



週末の“時間がある時”に、“集中して”、

を否定するつもりはありませんが、

ほとんどが、その“量”に、計画・思惑が

破綻していませんでしたか?



そこで、週末の“時間がある時”に、

を言うのであれば、せめて、

その“量”を知っておく必要があります。



平日、学校がある日、どうしても

勉強がはかどらない場合は、

教科書のテスト範囲、参考書・問題集の

問題数、ノートのページ数、単語の数などを

“図って”下さい。



“勉強”が嫌いな方ほど、この勉強する“量”を、

テストに出される“量”を図ることをしません。



そのため、皮肉なことに、“勉強”が嫌いな方ほど、

勉強する時間が増えるという悪循環となります。



今回のテストに限らずの話ではありますが、

範囲が決まっている、覚えることが

わかっている場合は、その“量”を

知っておく、図っておくことを

オススメします。



そうすれば、何を、どこを、

やればいいのかに加えて、

“どのくらいの量”を、

“どのくらいの時間”

やればいいのかがわかってきます。



このことを書くと勘違いされる方がいるので、

1学期、2学期の定期テストでは

あまり触れませんでした。



1学期、2学期のテストでは

『点数を取れるだけ取る』勉強を

する必要があるためです。



3学期、学年末テストとなった今は、

『点数を取らなければならない』ので、

このことを考えなければならないことになります。



テスト範囲、覚えることは

全て有限のことという、

“学校の定期テスト”では

“当たり前のこと”をよく考えて、

この学年末テストのテスト勉強を

徹底的にして下さい。



テスト前のテスト勉強ではかどらず、

息抜きに逃げてしまう方は、

せめて、その“有限のこと”を

図って、知って下さい。