三学期の成績確定


三学期始まって間もなくでも、

『冬休みの宿題』、そして

『休み明けのテスト』によって、

ほぼほぼ成績が決定してしまう

ことがあります。



この二つ、

まず宿題を提出できなかった場合、

平常点が半分以下になり、そして

休み明けのテストにおいて、

赤点に近い点数を取った場合、

学年末テストで百点満点を取っても、

2以下となる可能性が高くなります。



そして、失礼ながら、

決めつけで書かせて頂きますが、

上記二つをそうした結果を出して

しまった方が、心を入れ替えて、

これから先の授業において、

『残りの平常点』を全て取り、

学年末テストにおいて、

百点満点を取ることは

難しいと思います。



現時点では、無限の可能性を

秘めているからわからないと

言うことは出来ますが、

すでにこの二つの『記録』が

ついたことから、目を背ければ、

上記したように、2以下に

なることが確定します。



一学期・二学期と点数、成績を

落してきて、それでも、

新年を迎えて、今までの

自分とは変わった、変えたつもり

だったところに、何とも

夢も希望もない、

非情な勧告のように

感じられるかもしれませんが、

これが積み重ねの『記録』によって、

比較的に“楽に”中高大と

進級・進学できる中高大付属の

私立校・中高一貫校の

『怖さ』『厳しさ』と

なります。



今年度は、その象徴的な怖さを、

二学期の時点で、見せしめのように

執行してきた学校もあったかも

しれませんが、それを逃れ、

『何とかなった』からと油断して、

この『冬休みの宿題』、

『休み明けのテスト』の

記録によって、ボーダーラインを

下回ってしまった場合、もう

ほぼほぼ成績が、それも

『今学年』の成績が確定し、

進級・進学が出来ないことが

勧告されることを待つだけになります。



進学は“3年次”の二学期に

関わってくることだから、

まだまだ『そこまで』の

判断、審査を下されることは

ないだろうと、2年生の中には

いるかもしれませんが、

『内部進学を放棄』することで、

3年生に進級させてもらい、

『卒業』させてもらうという

選択肢を突き付けられる

可能性があります。



まだまだ進学のことなんて、

十数カ月先のことだと思っていたら、

もう記録上、数字上、『決定』して

しまったということもありますので、

気を付けて下さい。



おそらく今年度は、

早めに呼び出される

ことになると思いますが、

そうした選択を取って、

学年末テストへの

『やる気』に影響するのを

避けるために、3月の

呼び出し・面談まで、

その事実は伏せられる

かもしれません。



冒頭に書いた、

宿題を提出できなかった、

休み明けテストで

赤点に近い点数を

取ってしまったという方は、

『早め』に対策・対応するためにも、

担任の先生に相談しておくことを

オススメします。



今から『来年の受験』に向けて、

行動し始めれば、春までに

基礎学力を取り戻し、

夏からの受験勉強に

間に合います。



もちろんのことではありますが、

今までの生活、部活動や私生活において、

『受験に向けての“勉強”』をすることに

シフトすることが大前提となりますが。



私立校・中高一貫校で、

『そこまで』の記録を

取り続けてしまったのですから、

それ相応の対価を支払わなければ、

受験で返り咲くのは難しいです。



三学期始まって早々、

不吉なことばかり書いておりますが、

そこまで追い込まれている方は、

来年度、再来年度をよく見据えて、

対応・対策を早め早めに

しておくことをオススメします。