“誰も”“何も”言ってくれない、教えてくれない週末の過ごし方


週末の過ごし方に関しては、

学校の先生はもちろんのこと、

親御さんもあまりうるさくは

言ってこないでしょう。



なぜなら“基本的”には

「お休み」なのですから、

自分で自由に考え、自由に計画し、

自由に過ごす権利があり、

その権利を奪うのは人権侵害だと

訴えてもいいくらいに

思われることでしょう。



私も、基本的には

その通りだと思います。



平日頑張って、身体を酷使して、

精神的にも疲れてが続いてくると、

さすがに土日は休ましてくれ、

そう思っていいと、思います。



ですが、この週末の過ごし方に関して、

“誰も”“何も”言ってくれないことによって、

大人になって、社会に出てから、

「どう過ごしていいかわからなく」

なってしまう方が増えてきている

ように思えます。



いやいや、何言っているの、

自由に趣味のことを、

自由な時に、自由にやればいい、

好きなことを好きなだけやればいい。



週末=余暇と考えるのであれば、

その通りで構いませんが、

こういったところでも

「ただ」やればいいの、

「時間潰し」になってしまって

いないかを懸念しております。



もちろん、人生は長い長い

「時間潰し」、その一環で、

土日という貴重な「時間」も

潰しているに過ぎない。



各個人の生き方、ライフスタイル、

主義を批判しているように

聞こえたのであれば、失礼しました、

そういうことを言いたいわけでは

ありません。



もし、仮に、普段、

思い描いている、

あるいは公言している、

友達に語っている、

夢や希望がある、

密かに思っているのであれば、

その「週末の過ごし方」で、

宜しいのですかと

言いたいわけです。



先ほども書きました通り、

「週末の過ごし方」に関しては、

“誰も”“何も”言ってくれない、

つまり「教えてもらえない」

わけですから、これこそ、

自分自身で学び、実験し、研究し、

スタイルを、生き方を、人生を、

決める“勉強”とも言えます。



この週末の過ごし方は、

学校のテスト・成績など

“全く”関係ありません。



唯一あるとしたら、

テスト前の週末の過ごし方が、

受験前の週末や、社会に出てからの

大事な会議、プレゼンなどの

前週末のように、“追い込みの週末”に

若干似ているようであって、

それ以外は「皆平等に、

“誰も”“何も”言ってくれない、

教わっていない」状態で

過ごすことになります。



いやいや、

友達と楽しい時間を過ごす

ということをすでにやっている、

趣味に没頭し、リラックスする方法として、

過ごしている、楽しい場所に行って、

遊ぶことを知っているなどなど。



皆さんは“そう”思っている

かもしれませんが、“それ”だけしか

知らないままで、いいのかどうか、

特に“友人”と遊ぶというのに

特化した人は、その“友人”は

必ず離れてしまうことを

先に言っておきます。



それは進学による“場所”や

“生活感”によるものとなるか、

就職・結婚などによるものか、

わかりませんが、学生時代と

同じように、毎週毎週、

一緒に遊んで、という“週末の

過ごし方”は年を重ねるごとに

難しくなるでしょう。



そうなった時、“どうするのか”、

何度もうるさいかもしれませんが、

“誰も”“何も”言ってくれない、

教えてくれないわけです。



このブログでは、何度か、

週末・休日の過ごし方を

よく考えて下さいと

書いております。



おそらく、教育関係者、

親御さんですら、一見すると

こんな“意味の無い”ことを、

ここまでうるさくは

言わないでしょう。



勘違いしてもらいたくないのですが、

私は「週末・休日」に勉強しろと

そういう過ごし方を、生活スタイルを

作りましょうと提案しているわけでは

ありません。



むしろ、その逆、勉強以外の

“何か”で過ごせるように、

いろいろなことにチャレンジして、

自分に合った、自分の週末の

過ごし方を模索していきましょうと

提案しているつもりです。



ただ、それが

「ただ単なる時間潰し」と

なっているのであれば、

本当に、“それ”で

宜しいのですかと、

嫌味で聞いています。



良いと思うのであれば、

週末の過ごし方を

誰も止める権利はありませんので、

どうぞ、お好きなようにと

いうわけです。



ただし、学生時代は、

“宿題”と“テスト”がつきまとう限り、

そしてそれらの勉強を、

平日サボッた、やらなかったで、

週末は“自由にできる”権利を主張して、

「時間が無くて、できませんでした、

 やれませんでした」は

許されることはありませんので、

気をつけて下さい。



そういったことも含めて、

さて、あと何回の“週末”で

テスト“前”の週末となるのか、

もう一度確認してみて下さい。



最後に、改めて書かせて頂きますが、

週末の過ごし方は、今までも、

そしてこれからも、“誰も”“何も”

言ってくれません、教えてくれません。



そして、それは、

その過ごし方・やり方は、

全て「自己責任」となります。



怠惰な生活をして、

時間を過ごしてしまう、

宿題・課題といった“借金”を

残して迎えてしまう、

その借金をやらずに、

遊んで、できなくて、

やれなくて、提出できなくなる。



年を重ねるごとに、その重みを

感じることになりますので、

なるべく早めに気付いて、

多くのことを自ら学んでおき、

いろいろなことができる大人に

なっておくことをオススメします。