4月新学年


4月1日をもって、

学生の皆さんは『新学年』になりました。



皆さん“的”には、始業日からが

『新学年』のつもりかもしれませんが、

学校は、先生は、今日をもって、

皆さんを『新学年』として接してきます。



当然ですが、学校での生活態度や授業なども、

『新学年生』として、その態度、姿勢、言動を

求められます。



“何も”知らなかった1年生の時とは異なり、

2年生は、2年生としての、品格を問われる、

求められるということになります。



3年生は、“進学・受験”のことを、

意識しているのが当たり前のこととして、

今後は、常に“選択”を迫ることになります。



進路をどうするのか、夢や希望に対して、

本当にそれでいいのか、など、皆さんからすれば、

「ほっておいてくれ」

「自分のことだから、

 先生や親御さんは関係ないじゃん」

と思うかもしれませんが、先生も、親御さんも、

実は関係しています。



進学するにせよ、受験するにせよ、

卒業・就職・留年・留学・退学するにせよ、

先生は、皆さんの進路先に提出する「書類」を、

作らなければなりません。



親御さんは、「お金」や「書類への同意」を

用意しなくてはなりません。



自分のことを、自分で決められるのは、

希望することを“選択”することだけです。



その希望のための書類は、お金は、

一体誰が用意してくれるのか、

よく考えて下さい。



その“選択”がいつまでも決まらず、

気分一つで、あっちこっちとなると、

先生も、親御さんもあきれるどころか、

何も手伝えなくなります。



先生、親御さんに、今日、自分が“決めた”から、

明日までに書類とお金を用意しておいてくれ、

なんて言って、まかり通ることはありえません。



何様のつもりかは知りませんが、

“そんなこと”は、今後一切通用しません。



選択を迫られることに対して、

理不尽を感じるかもしれませんが、

3年生は、もう、自分で決めなければ

ならない年齢となっております。



いつまでも、決めずに、うだうだと、

だらだらとしていると、

どんどん選択肢が狭まっていき、

皆さんの希望や夢は、最終的には強制的に、

締め切り・打ち切りとなって終了となります。



“3年生”になる方は、その覚悟をして下さい。



そして、高校生になる方は、その“選択”が

毎年、毎学期、毎テストごと、

迫られていることを意識して下さい。



なんとなく過ごして、幸せになれる

ということは基本的にありません。



なれるとしたら、たった一つだけ、

将来・未来どうなるかわからないけど、

とりあえず、目の前にある授業・勉強、

テスト・成績を取ることを頑張ってみて、

結果を出せている方は、“なんとなく過ごして”

“なんとかできる状況・状態”になっていて、

“選択肢”が多いという『幸せ』になれます。



その状態・状況に、なっているかどうか、

よく確認してから、「なんとなく」

過ごしてみて下さい。



4月1日をもって、

新学年となりました。



“今年度”がどんな年か、どんな学年なのか、

よく考えて、どのように行動して、意識して、

覚悟していくかを検討して下さい。



1学期中間テストまでは

ふわふわしたものでも構いませんが、

その結果が、「なってみて」から焦る、

とならないようにしておくことを

オススメします。



意識が高い方は、1年次から、

意識しています。



2年次に打ちのめされた方は、

180度意識を変えてくることもあります。



自分的には、

『友達は“何も考えて”いない』

ように見えるかもしれませんが、

『自分の進路、夢や希望を、

 全く“何も考え”ない人』はおりません。



友達が“何も考えていない”ように

見えているからといって、

自分“も”何も考えなくていいと

思うことのないようにして下さい。



早い方だと、この春休みから、

“動いて”いる方もおります。



自分“だけ”は、(何もしなくても)

特別うまくいくなんて勘違いして、

自分“だけ”が、取り残される

ということのないように

しておくことをオススメしておきます。