留年者の勉強の仕方
~英語編~
※留年者の勉強の仕方~英語編~ですが、
全般編で書いた学校生活、授業中における概念的なことを
意識してやることは前提として話を進めさせて頂きます。
数学編同様、留年した方には、
因縁の教科となった可能性が高い英語ですが、
数学と異なるのが、『留年した強みが全く関係しない』点にあります。
一年多くやったから、またもう一度学び直せるからといって、
点数が、成績が上がると断言できないでしょう。
数学以上に、積み重ねの知識が必要となる英語は、
その実力・学力が如実に出てしまう教科となります。
赤点ギリギリを回避する勉強なら、留年した方向けの勉強の仕方でなく、
現役の高校生の勉強の仕方で構わないのですが、
留年した方には、そんな付け焼刃の勉強の仕方では、
心もとない不安定な状況・状態になってしまいます。
また、その先の進路のことも考えると、やはり、一からやり直すほうが、
結果として『手早い』勉強となります。
そのため、勉強してもなかなか効果が出ないことがありますが、
『(能力的に)できない』わけではないことなので、根気良く続けることを、
目標にして、留年となった一年を過ごして下さい。
ここでサボる、あるいは、次年度持ち越しのような形で、赤点ギリギリとなってしまうと、
最終的な『進学』に響くことになるでしょう。
昨今はどの学校も英語の単位だけ『進学要綱』が厳しかったりしますので、
今回、今年度をクリアできたからといって、OKとなるかどうかわかりません。
更なる悲劇(次年度でまた留年、進級できても進学はできないなど)を招くことがありますので、
やはり、この機会に、もう一度勉強し治すほうがいいでしょう。
留年した上に、中学時代の教科書を引っ張り出してきて、またA・B・C・D・・・みたいな、
簡単な英語からやり直すなんて恥の上塗りだと思われるかもしれませんが、
『サボッたツケ』を返すつもりなら、それくらいの恥=罰、耐えて下さい。
そんな気持ち、そして言動・態度・姿勢でいる限り、英語はその後、大学に行っても、
あなたを苦しめる教科となります。
これは理系・文系どちらの選択をしてもです。
昨今はむしろ理系のほうが、『英語』能力を求められる可能性が高いです。
海外の論文を読むにしても、また発表を行うにしても、
英語で行われることが増えてきている、そしてこれからも増えてくると思いますので、
今ここで、そんな気持ちや言動・態度・姿勢を改めるようにしましょう。
具体的な勉強の続きは・・・
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