11月12月、加速する忙しさ、時間の無さ


部活動などでは秋の大会、

学校行事では文化祭や体育祭、

遠足・旅行などがあったり、

趣味事では、コンサートイベント、

ゲームの発売と、目まぐるしい月に

なってくるのが、11月12月です。



期末テストを終えれば、

クリスマス、大掃除・大晦日と

イベントややることが

また増えてきます。



趣味事は個人の問題なので、

ご自身で計画的に行うなどして、

自制して下さい。



問題なのは、部活動や学校行事です。



これは、部活内、または学年内の

全ての生徒が平等に時間を

取られることになります。



時間を取られるという書き方は、

まるでそれそのものが

悪者かのように思われて

しまうかもしれませんので、

時間がかかってしまうと

しましょうか。



この時間がかかってしまう

部活動・学校行事に関しては、

上記したとおり、部活内、学年内の

全ての生徒に平等に、時間をかけて

おりますので、“これら”を言い訳に、

テストの点数を下げて、

成績を下がっても、学校・先生は、

救ってくれるわけではありません。



ですから、これらの時間に関しては、

避けて通れず、かつ、どうしても

時間がかかってしまうこととして、

認識・意識しておいて下さい。



認識・意識しないと、心のどこかで

これらを言い訳にし、結果として

期末テストで失敗を招きます。



では、認識・意識したら、

じゃあどうするかが

問題となってきます。



根性でなんとかする!と言って、

時間が増えれば、楽なことは

ありません。



ここは根性は必要ありません、

普段の生活を見直すのが先決です。



時間がないのですから、

時間がある時に集中して、

勉強を行う必要があります。



勉強というと、集中しなきゃ、

やる気を起こさなきゃ、やれないと

思われるかもしれませんが、

乱暴な言い方をすると、

定期テストの勉強のほとんどが

“作業”となります。



授業で、教科書で、参考書で、

やった範囲を、覚えるだけ、

解くだけ、です。



かなり乱暴な言い方で、おそらく

学校の先生や教育関係者からは、

ふざけるなと、あなたの言うことは

間違っていると言われると思います。



そのとおりです、この考え方は

本来の勉強において、邪道といいますか、

勉強といえないものではあります。



ですが、、、時間がない、その上で、

どうしても進めなければならない

ことがある、どうしてもクリア

しなければならないことがあると

なった時には、一つ一つをよく考えて、

じっくりと検討して、そして行動する、

といったことをやっている暇があるなら、

1問でも多く解いて、1つでも多く覚えて、

次次とこなす作業のような勉強を

しておいたほうが、テスト前になって、

ようやく時間ができた時に、

大きな力を発揮します。



二学期期末テストは時間がない上に、

範囲が広い上に、テスト科目も多い上に、

問題は難しくなってきていて、

はっきり言って、かなり無茶な

テストだと思います。



1学期、2学期中間とコツコツと

頑張ってきた方なら、上記のような

作業勉強せずとも、それこそ、

一つ一つの問題をじっくりよく考えて、

理解して解く“勉強”で済むかもしれません。



しかし、1学期・2学期中間と

サボリにサボッて、ツケを貯めてきた方が、

部活や学校行事とを両立して、

かつ期末テストに対応というのは、

大人でも無理だと思います。



大人で言えば、普段の仕事をしつつ、

今から12月にある国家資格の試験の

勉強をして、受かるくらいのことを

要求されているようなものです。



少し、大げさな書き方ではありますが、

要するに、1学期・2学期中間の

土台のない状態で、時間がない、

範囲が広い、テスト科目も多い、

問題は難しくなってきている

期末テストを受けるのに、

一つ一つの問題をじっくり

よく考えて、理解して解く“勉強”では、

圧倒的に“勉強量・時間”が足りないと

いうことです。



失礼ながら、1学期・2学期中間と

サボッてきた方に、「質」の勉強を

求めるとなると、時間が足りません。



1学期・2学期中間までと同じ期間、

少なくとも半年近くの時間が必要となります。



そうするとなると、

「質」が悪いのであれば、

「量」で補うしかありません。



塾の講師同士や私、おそらく

教育関係者の間でも、勉強をする時の

「質」重視か「量」重視かでは

意見が分かれます。



基本的には、

勉強は「質」(理解)を高めつつ、

「量」(演習)をこなす必要が

あると思います。



人によっては、「質」(理解)が高まる、

理解できるようになれば、問題が解くのが

楽しくなって、自然と、「量」(演習)を

こなすようになるという究極の理想を

言われる方もおります。

(本来そうなってほしい、

 くれると思っていますが)



しかしながら、先ほども書きましたが、

1学期・2学期中間とサボッてきた方に、

半年間分の「質」(理解)を1ヶ月で、

かつそれに見合うだけの「量」(演習)を

こなすとなりますと、それこそ睡眠時間を削って、

学校・部活以外の時間は1分1秒も

無駄にしないくらいの勢いで、

勉強する必要となってきます。



本来、1学期・2学期中間と

サボッてきているのであれば、

そのくらいの罰は受けて

当然なのでしょうが、

この罰を甘んじて受ける方は、

ほとんどおりません。



そこで、とりあえずの、応急処置と

いうことになりますが、勉強の

「量」(演習)をこなすことに

集中されることをオススメする

ということです。



11月から期末テスト前にかけての

忙しさは、毎年よくわかっていると

思います。



何となくで過ごしていると、

あっという間に期末テスト前です。



その時、言い訳で部活が、

学校行事が、出てくるとなると、

結果が見えております。



明後日から、11月です。



12月の期末テストまで

約1ヶ月となります。



時間がかかってしまうことを

よく意識・認識しておき、

どうするか、どう対応するか、

自分でよく決めておいて下さい。